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36.2.4.2. VDO 書き込みモードの内部処理

このセクションでは、VDO 書き込みモードの sync および async がどのように動作するかを詳細に説明します。

kvdo モジュールが同期モードで動作している場合は、以下を行います。

  1. リクエストのデータを一時的に、割り当てられたブロックに書き込み、リクエストを承認します。
  2. 承認が完了すると、ブロックデータの MurmurHash-3 署名を計算してブロックの重複排除が試行されます。これは、VDO インデックスに送信されます。
  3. VDO インデックスに同じ署名とともにブロックのエントリーが含まれる場合、kvdo は示されたブロックを読み込み、同一であるかを検証するために 2 つのブロックのバイト対バイトの比較を行います。
  4. 同一であることが確認されると、kvdo はブロックマップを更新して、論理ブロックが、一致する物理ブロックを指定し、割り当てられた物理ブロックをリリースします。
  5. VDO インデックスに、書き込まれているブロックの署名のエントリーを含まない場合や、示されたブロックが同じデータを含まない場合は、kvdo はブロックマップを更新して、一時的な物理ブロックを永続的にします。

kvdo が非同期モードで動作している場合は、以下のようになります。

  1. データを書き込む代わりに、リクエストをすぐに承認します。
  2. 上記の説明と同じように、ブロックの重複排除試行が行われます。
  3. ブロックが重複していることになると、kvdo はブロックマップを更新し、割り当てられたブロックを解放します。解放しない場合は、リクエストのデータが、割り当てられたブロックに書き込み、ブロックマップを更新して物理ブロックを永続的にします。