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42.5.3. サポートしている kdump のダンプ出力先

カーネルクラッシュがキャプチャされたら、vmcore ダンプファイルはデバイスに直接書き込むか、ローカルファイルシステム上でファイルとして保存されるか、ネットワークで送信されます。以下の表に、現在対応のダンプ出力先、または kdumpが明示的に対応していないダンプ出力先の完全な一覧を示します。

表42.3 対応している kdump のダンプ出力先

対応しているダンプ出力先対応していないダンプ出力先

Raw デバイス

ローカルで添付されたすべての raw ディスクとパーティション

 

ローカルファイルシステム

直接接続されているディスクドライブ、ハードウェア RAID 論理ドライブ、LVM デバイス、mdraid アレイ上の ext2ext 3ext4、および xfs ファイルシステム。

auto タイプ (自動ファイルシステム検出) など、この表で明示的にサポート対象とされていないローカルファイルシステム。

リモートディレクトリー

IPv4NFS または SSH プロトコルを使用してアクセスしたリモートディレクトリー。

NFS プロトコルを使用してアクセスした rootfs ファイルシステム上のリモートディレクトリー。

ハードウェアおよびソフトウェアイニシエーター上で iSCSI プロトコルを使用してアクセスするリモートディレクトリー。

be2iscsi ハードウェア上で iSCSI プロトコルを使用してアクセスするリモートディレクトリー。

マルチパスベースのストレージ

 

IPv6 上でアクセスするリモートディレクトリー

 

SMB または CIFS を使ってアクセスするリモートディレクトリー。

 

FCoE (Fibre Channel over Ethernet) プロトコルを使用してアクセスするリモートディレクトリー。

 

ワイヤレスネットワークインターフェースを使ってアクセスするリモートディレクトリー

重要

fadump (firmware assisted dump) を使用して vmcore を取得し、SSH プロトコルまたは NFS プロトコルを使用してリモートマシンに保存すると、ネットワークインターフェースの名前が kdump-<interface-name> に変更になります。名前変更は、<interface-name>*eth#net# などのように一般的な場合に発生します。この問題は、初期 RAM ディスク (initrd) の vmcore 取得スクリプトが、ネットワークインターフェース名に接尾辞 kdump- を追加して、永続的な名前付けを保護するために発生します。同じ initrd が通常の起動にも使用されるため、実稼働環境のカーネルのインターフェース名も変更されます。

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