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第30章 複数のマウントポイントでのマウント共有

システム管理者は、マウントポイントを複製して、複数のディレクトリーからファイルシステムにアクセスするようにできます。

30.1. 共有マウントのタイプ

使用できる共有マウントには複数のタイプがあります。共有マウントポイントの種類によって、マウントポイントに別のファイルシステムをマウントしたときに発生する内容がなります。共有マウントは、共有サブツリー 機能を使用して実装されます。

次のマウントタイプを使用できます。

プライベート

このタイプは、伝播イベントを受信または転送しません。

複製マウントポイントまたは元のマウントポイントのどちらかに別のファイルシステムをマウントしても、それは他方には反映されません。

shared

このタイプは、指定したマウントポイントの正確なレプリカを作成します。

マウントポイントが shared マウントとしてマークされている場合は、元のマウントポイント内のすべてのマウントが複製マウントポイントに反映されます (その逆も同様です)。

これは、root ファイルシステムのデフォルトのマウントタイプです。

slave

このタイプは、指定したマウントポイントの限定的な複製を作成します。

マウントポイントが slave マウントとしてマークされている場合は、元のマウントポイント内のすべてのマウントがそれに反映されますが、slave マウント内のマウントは元のマウントに反映されません。

unbindable
このタイプは、指定のマウントポイントの複製をまったく行いません。