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41.2. ランタイム時のカーネルパラメーターの設定

重要

プロダクションシステムでカーネルパラメーターを設定するには、慎重なプランニングが必要です。プランニングが欠如した変更では、カーネルが不安定になり、システムの再起動が必要とることがあります。カーネル値を変更する前に、有効なオプションを使用していることを確認してください。

41.2.1. sysctl でカーネルパラメーターの一時的な設定

以下の手順では、sysctl コマンドを使用して、ランタイム時にカーネルパラメーターを一時的に設定する方法を説明します。このコマンドは、調整可能パラメーターの一覧表示およびフィルタリングにも便利です。

前提条件

手順

  1. すべてのパラメーターとそれらの値を一覧表示するには、以下を実行します。

    # sysctl -a
    注記

    # sysctl -a コマンドは、ランタイム時およびシステムの起動時に調整できるカーネルパラメーターを表示します。

  2. パラメーターを一時的に設定するには、以下の例のようにコマンドを実行します。

    # sysctl <TUNABLE_CLASS>.<PARAMETER>=<TARGET_VALUE>

    上記のサンプルコマンドは、システムの実行中にパラメーター値を変更します。この変更は、再起動なしですぐに適用されます。

    注記

    変更は、システムの再起動後にデフォルトに戻ります。

関連情報

  • sysctl の詳細は、man ページの sysctl(8) を参照してください。
  • カーネルパラメーターを永続的に変更するには、sysctl コマンドを使用して、/etc/sysctl.conf ファイルに値を書き込みするか、/etc/sysctl.d/ ディレクトリーの設定ファイルに手動で変更を行います。