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42.11.2. crash ユーティリティーの終了

以下の手順では、システムクラッシュの原因を分析するために crash ユーティリティーを起動する方法を説明します。

前提条件

  • 現在実行しているカーネルを特定します (4.18.0-5.el8.x86_64 など)。

手順

  1. crash ユーティリティーを起動するには、2 つの必要なパラメーターをコマンドに渡す必要があります。

    • debug-info (圧縮解除された vmlinuz イメージ) (特定の kernel-debuginfo パッケージに含まれる /usr/lib/debug/lib/modules/4.18.0-5.el8.x86_64/vmlinux など)
    • 実際の vmcore ファイル。/var/crash/127.0.0.1-2018-10-06-14:05:33/vmcore

      その結果の crash コマンドの以下のようになります。

      # crash /usr/lib/debug/lib/modules/4.18.0-5.el8.x86_64/vmlinux /var/crash/127.0.0.1-2018-10-06-14:05:33/vmcore

      kdump で取得したのと同じ <kernel> のバージョンを使用します。

      例42.1 crash ユーティリティーの実行

      以下の例は、4.18.0-5.el8.x86_64 カーネルを使用して、2018 年 10 月 6 日 (14:05 PM) に作成されたコアダンプの分析を示しています。

      ...
      WARNING: kernel relocated [202MB]: patching 90160 gdb minimal_symbol values
      
            KERNEL: /usr/lib/debug/lib/modules/4.18.0-5.el8.x86_64/vmlinux
          DUMPFILE: /var/crash/127.0.0.1-2018-10-06-14:05:33/vmcore  [PARTIAL DUMP]
              CPUS: 2
              DATE: Sat Oct  6 14:05:16 2018
            UPTIME: 01:03:57
      LOAD AVERAGE: 0.00, 0.00, 0.00
             TASKS: 586
          NODENAME: localhost.localdomain
           RELEASE: 4.18.0-5.el8.x86_64
           VERSION: #1 SMP Wed Aug 29 11:51:55 UTC 2018
           MACHINE: x86_64  (2904 Mhz)
            MEMORY: 2.9 GB
             PANIC: "sysrq: SysRq : Trigger a crash"
               PID: 10635
           COMMAND: "bash"
              TASK: ffff8d6c84271800  [THREAD_INFO: ffff8d6c84271800]
               CPU: 1
             STATE: TASK_RUNNING (SYSRQ)
      
      crash>
  2. 対話型プロンプトを終了して crash を終了するには、crash または q を使用します。

    例42.2 crash ユーティリティーの終了

    crash> exit
    ~]#
注記

crash コマンドは、ライブシステムをデバッグする強力なツールとして使用することもできます。ただし、システムを破損しないように注意してください。