Red Hat Training

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60.7. クラスターリソースタグの設定および管理

Red Hat Enterprise Linux 8.3 では、pcs コマンドを使用してクラスターリソースをタグ付けできます。これにより、1 つのコマンドで、指定したリソースセットを有効化、無効化、マネージド化、または管理非対象化することができます。

60.7.1. カテゴリー別に管理するためのクラスターリソースのタグ付け

以下の手順では、リソースタグを使用して 2 つのリソースをタグ付けし、タグ付けされたリソースを無効にします。この例では、タグ付けする既存のリソースの名前は d-01 および d-02 です。

手順

  1. special-resources という名前のタグ (d-01 および d-02) を作成します。

    [root@node-01]# pcs tag create special-resources d-01 d-02
  2. リソースタグ設定を表示します。

    [root@node-01]# pcs tag config
    special-resources
      d-01
      d-02
  3. special-resources タグが付けられた全リソース を無効にします。

    [root@node-01]# pcs resource disable special-resources
  4. リソースのステータスを表示して、d-01 および d-02 リソースが無効になっていることを確認します。

    [root@node-01]# pcs resource
      * d-01        (ocf::pacemaker:Dummy): Stopped (disabled)
      * d-02        (ocf::pacemaker:Dummy): Stopped (disabled)

pcs resource disable コマンドに加え、pcs resource enablepcs resource manage および pcs resource unmanage コマンドはタグ付けされたリソースの管理をサポートします。

リソースタグを作成したら、以下を実行します。

  • pcs tag delete コマンドを使用して、リソースタグを削除できます。
  • pcs tag update コマンドを使用して、既存のリソースタグのリソースタグ設定を変更できます。

60.7.2. タグ付けされたクラスターリソースの削除

pcs コマンドでは、タグ付けされたクラスターリソースを削除できません。タグ付けられたリソースを削除するには、以下の手順に従います。

手順

  1. リソースタグを削除します。

    1. 以下のコマンドは、special-resources タグの付いたすべてのリソースからこのリソースタグを削除します。

      [root@node-01]# pcs tag remove special-resources
      [root@node-01]# pcs tag
       No tags defined
    2. 以下のコマンドは、リソース d-01 からのみリソースタグ special-resources を削除します。

      [root@node-01]# pcs tag update special-resources remove d-01
  2. リソースを削除します。

    [root@node-01]# pcs resource delete d-01
    Attempting to stop: d-01... Stopped