Red Hat Training

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60.6. クラスターリソースタグ(RHEL 8.3 以降)の設定および管理

Red Hat Enterprise Linux 8.3 以降では、pcs コマンドを使用してクラスターリソースをタグ付けできます。これにより、1 つのコマンドで、指定したリソースセットを有効、無効化、管理、または非管理にすることができます。

60.6.1. カテゴリー別に管理するためのクラスターリソースのタグ付け

以下の手順では、リソースタグを使用して 2 つのリソースをタグ付けし、タグ付けされたリソースを無効にします。この例では、タグ付けする既存のリソースの名前は d-01 および d-02 です。

  1. d- 01 および d - 02 の special - resources という名前のタグを作成し ます。

    [root@node-01]# pcs tag create special-resources d-01 d-02
  2. リソースタグ設定を表示します。

    [root@node-01]# pcs tag config
    special-resources
      d-01
      d-02
  3. special-resources タグでタグ付けされたすべてのリソース を無効にします。

    [root@node-01]# pcs resource disable special-resources
  4. リソースのステータスを表示して、d-01 および d- 02 リソースが無効になっていることを確認します。

    [root@node-01]# pcs resource
      * d-01        (ocf::pacemaker:Dummy): Stopped (disabled)
      * d-02        (ocf::pacemaker:Dummy): Stopped (disabled)

pcs resource disable コマンドのほかに、pcs resource enable コマンド、pcs resource manage コマンド、pcs resource unmanage コマンドは、タグ付けされたリソースの管理に対応します。

リソースタグを作成したら、以下を実行します。

  • pcs tag delete コマンドを使用して、リソースタグを削除 できます。
  • pcs tag update コマンドを使用して、既存のリソースタグのリソースタグ設定を変更でき ます。