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32.5.2. parted でパーティションのサイズ変更

この手順では、parted ユーティリティーを使用してディスクパーティションのサイズを変更する方法を説明します。

前提条件

  • パーティションを縮小する場合は、そこに格納されているデータのバックアップを作成する。

    警告

    パーティションを縮小すると、パーティションのデータが失われる可能性があります。

  • パーティションを 2TiB を超えるサイズに変更する場合は、ディスクを GUID パーティションテーブル (GPT) でフォーマットする必要があります。ディスクのフォーマット方法の詳細は、「ディスクへのパーティションテーブルの作成」 を参照してください。

手順

  1. パーティションを縮小する場合は、サイズを変更したパーティションより大きくならないように、最初にファイルシステムを縮小してください。XFS は、縮小をサポートしていないことに注意してください。
  2. インタラクティブな parted シェルを起動します。

    # parted block-device
    • block-device を、パーティションのサイズ変更を行うデバイスへのパス (例: /dev/sda) に置き換えます。
  3. 現在のパーティションテーブルを表示します。

    (parted) print

    パーティションテーブルから、以下を確認します。

    • パーティションのマイナー番号
    • 既存のパーティションの位置とサイズ変更後の新しい終了点
  4. パーティションのサイズを変更します。

    (parted) resizepart minor-number new-end
    • minor-number を、サイズを変更するパーティションのマイナー番号 (例: 3) に置き換えます。
    • new-end を、サイズを変更するパーティションの新しい終了点を決定するサイズに置き換えます (ディスクの開始からカウントします)。512MiB20GiB1.5TiB などのサイズサフィックスを使用できます。デフォルトサイズはメガバイトです。

    例32.4 パーティションの拡張

    たとえば、ディスクの先頭にあるパーティションを 2GiB のサイズに拡張するには、次のコマンドを使用します。

    (parted) resizepart 1 2GiB

    このコマンドを実行するとすぐに変更が行われるため、実行する前によく確認してください。

  5. パーティションテーブルを表示して、サイズ変更したパーティションのサイズが、パーティションテーブルで正しく表示されていることを確認します。

    (parted) print
  6. parted シェルを終了します。

    (parted) quit
  7. カーネルが新しいパーティションを認識していることを確認します。

    # cat /proc/partitions
  8. パーティションを拡張した場合は、そこにあるファイルシステムも拡張します。詳細は (参考) を参照してください。

関連情報

  • man ページの parted(8)