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68.4.6. ボリュームグループからの物理ボリュームの削除

ボリュームグループから未使用の物理ボリュームを削除するには、vgreduce コマンドを使用します。vgreduce コマンドは、空の物理ボリュームを 1 つまたは複数削除して、ボリュームグループの容量を縮小します。これにより、物理ボリュームが解放され、異なるボリュームグループで使用したり、システムから削除できるようになります。

ボリュームグループから物理ボリュームを削除する前に、pvdisplay コマンドを使用して、その物理ボリュームが論理ボリュームで使用されていないことを確認できます。

# pvdisplay /dev/hda1

-- Physical volume ---
PV Name               /dev/hda1
VG Name               myvg
PV Size               1.95 GB / NOT usable 4 MB [LVM: 122 KB]
PV#                   1
PV Status             available
Allocatable           yes (but full)
Cur LV                1
PE Size (KByte)       4096
Total PE              499
Free PE               0
Allocated PE          499
PV UUID               Sd44tK-9IRw-SrMC-MOkn-76iP-iftz-OVSen7

物理ボリュームが使用中の場合は、pvmove コマンドを使用して、データを別の物理ボリュームに移行する必要があります。その後、vgreduce コマンドを使用してその物理ボリュームを削除します。

以下のコマンドは、物理ボリューム /dev/hda1 を、ボリュームグループ my_volume_group から取り除きます。

# vgreduce my_volume_group /dev/hda1

論理ボリュームに、障害のある物理ボリュームが含まれる場合は、その論理ボリュームを使用することはできません。見つからない物理ボリュームをボリュームグループから削除します。その物理ボリュームに論理ボリュームが割り当てられていない場合は、vgreduce コマンドの --removemissing パラメーターを使用できます。

障害が発生した物理ボリュームに、セグメントタイプが mirror の論理ボリュームのミラーイメージが含まれる場合は、vgreduce --removemissing --mirrorsonly --force コマンドを使用して、ミラーからイメージを削除できます。これにより、物理ボリュームのミラーイメージである論理ボリュームのみが削除されます。