Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

68.7.8. リニアデバイスの RAID デバイスへの変換

既存のリニア論理ボリュームを RAID デバイスに変換するには、lvconvert コマンドの --type 引数を使用します。

以下のコマンドは、ボリュームグループ my_vg のリニア論理ボリューム my_lv を、2 方向の RAID1 アレイに変換します。

# lvconvert --type raid1 -m 1 my_vg/my_lv

RAID 論理ボリュームは、メタデータとデータサブボリュームのペアで構成されているため、リニアデバイスを RAID1 アレイに変換すると、メタデータサブボリュームが作成され、リニアボリュームが存在する物理ボリューム (のいずれか) にある、作成元の論理ボリュームに関連付けられます。イメージは、メタデータ/データサブボリュームのペアに追加されます。たとえば、作成元のデバイスは以下のとおりです。

# lvs -a -o name,copy_percent,devices my_vg
  LV     Copy%  Devices
  my_lv         /dev/sde1(0)

2 方向の RAID1 アレイに変換すると、デバイスには、以下のデータとメタデータサブボリュームのペアが含まれます。

# lvconvert --type raid1 -m 1 my_vg/my_lv
# lvs -a -o name,copy_percent,devices my_vg
  LV               Copy%  Devices
  my_lv            6.25   my_lv_rimage_0(0),my_lv_rimage_1(0)
  [my_lv_rimage_0]        /dev/sde1(0)
  [my_lv_rimage_1]        /dev/sdf1(1)
  [my_lv_rmeta_0]         /dev/sde1(256)
  [my_lv_rmeta_1]         /dev/sdf1(0)

作成元の論理ボリュームとペアのメタデータイメージを同じ物理ボリュームに配置できないと、lvconvert は失敗します。