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36.2.6. UDS インデックスの最適化

UDS インデックスを特定の設定を行い、システムで最適化できます。

重要

VDO ボリュームを 作成したら、UDS インデックスのプロパティーを変更することはできません。

36.2.6.1. VDO ボリュームのコンポーネント

VDO は、バッキングストアとしてブロックデバイスを使用します。これは、複数のディスク、パーティション、またはフラットファイルで構成される物理ストレージの集約を含めることができます。ストレージ管理ツールが VDO ボリュームを作成すると、VDO は、UDS インデックスおよび VDO ボリュームのボリューム領域を予約します。UDS インデックスと VDO ボリュームは対話して、重複排除したブロックストレージを提供します。

図36.4 VDO ディスク組織

VDO ディスク組織

VDO ソリューションは、以下のコンポーネントで構成されます。

kvdo

Linux Device Mapper 層に読み込まれるカーネルモジュールは、重複排除され、圧縮され、シンプロビジョニングされたブロックストレージボリュームを提供します。

kvdo モジュールはブロックデバイスを公開します。ブロックストレージ用にこのブロックデバイスに直接アクセスするか、XFS や ext4 などの Linux ファイルシステムを介して提示することができます。

kvdo が VDO ボリュームからデータ論理ブロックを読み取る要求を受信すると、要求された論理ブロックを基礎となる物理ブロックにマッピングし、要求したデータを読み取り、返します。

kvdo が VDO ボリュームにデータブロックを書き込む要求を受信すると、まず要求が DISCARD または TRIM のものであるか、またはデータが一貫してゼロかどうかを確認します。これらの条件のいずれかが true の場合、kvdo はブロックマップを更新し、リクエストを承認します。そうでない場合は、VDO はデータを処理して最適化します。

uds

ボリューム上の Universal Deduplication Service (UDS) インデックスと通信し、データの重複を分析するカーネルモジュール。新しい各データについて、その部分が保存してあるデータ内容と同一であるかどうかを UDS が素早く判断します。インデックスが一致すると、ストレージシステムは、同じ情報を複数格納しないように、既存の項目を内部的に参照できます。

UDS インデックスは、uds カーネルモジュールとしてカーネル内で実行します。

コマンドラインツール
最適化されたストレージの設定および管理