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68.10.5. 論理ボリュームの dm-writecache キャッシュの有効化

この手順では、dm-writecache メソッドを使用して、論理ボリュームへの書き込み I/O 操作のキャッシュを有効にします。

前提条件

  • システムに、dm-writecache を使用した高速化したい低速な論理ボリュームがある。
  • 低速な論理ボリュームを含むボリュームグループには、高速ブロックデバイスに未使用の物理ボリュームも含まれます。

手順

  1. 低速な論理ボリュームがアクティブな場合は、非アクティブにします。

    # lvchange --activate n vg/main-lv

    以下の値を置き換えます。

    vg
    ボリュームグループ名
    main-lv
    低速な論理ボリュームの名前
  2. 高速なデバイス上に非アクティブな cachevol ボリュームを作成します。

    # lvcreate --activate n --size cachevol-size --name fastvol vg /dev/fast-pv

    以下の値を置き換えます。

    cachevol-size
    5G などの cachevol ボリュームのサイズ
    fastvol
    cachevol ボリュームの名前
    vg
    ボリュームグループ名
    /dev/fast-pv
    高速ブロックデバイスへのパス (例: /dev/sdf1)
  3. cachevol ボリュームをメインの論理ボリュームに接続して、キャッシュを開始します。

    # lvconvert --type writecache --cachevol fastvol vg/main-lv

    以下の値を置き換えます。

    fastvol
    cachevol ボリュームの名前
    vg
    ボリュームグループ名
    main-lv
    低速な論理ボリュームの名前
  4. 作成された論理ボリュームをアクティベートします。

    # lvchange --activate y vg/main-lv

    以下の値を置き換えます。

    vg
    ボリュームグループ名
    main-lv
    低速な論理ボリュームの名前

検証手順

  • 新たに作成されたデバイスを確認します。

    # lvs --all --options +devices vg
    
    LV                VG Attr       LSize   Pool           Origin           Data%  Meta%  Move Log Cpy%Sync Convert Devices
     main-lv          vg Cwi-a-C--- 500.00m [fastvol_cvol] [main-lv_wcorig] 0.00                                    main-lv_wcorig(0)
     [fastvol_cvol]   vg Cwi-aoC--- 252.00m                                                                         /dev/sdc1(0)
     [main-lv_wcorig] vg owi-aoC--- 500.00m                                                                         /dev/sdb1(0)

関連情報

  • 管理例を含む情報は、man ページの lvmcache(7) を参照してください。