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68.10.4. 論理ボリュームに cachepool を使用した dm-cache キャッシュの有効化

この手順では、キャッシュデータとキャッシュメタデータ論理ボリュームを個別に作成し、ボリュームをキャッシュプールに統合することができます。

前提条件

  • システムに、dm-cache を使用した高速化したい低速な論理ボリュームがある。
  • 低速な論理ボリュームを含むボリュームグループには、高速ブロックデバイスに未使用の物理ボリュームも含まれます。

手順

  1. 高速デバイスに cachepool ボリュームを作成します。

    # lvcreate --type cache-pool --size cachepool-size --name fastpool  vg /dev/fast

    以下の値を置き換えます。

    cachepool-size
    cachepool のサイズ (例: 5G)
    fastpool
    cachepool ボリュームの名前
    vg
    ボリュームグループ名
    /dev/fast

    高速ブロックデバイスへのパス (例: /dev/sdf1)

    注記

    --poolmetadata オプションを使用して、cache-pool の作成時にプールメタデータの場所を指定できます。

  2. キャッシュを開始するために、メイン論理ボリュームに cachepool をアタッチします。

    # lvconvert --type cache --cachepool fastpool vg/main

    以下の値を置き換えます。

    fastpool
    cachepool ボリュームの名前
    vg
    ボリュームグループ名
    main
    低速な論理ボリュームの名前

検証手順

  • 新たに作成されたデバイスを確認します。

    # lvs --all --options +devices vg
    
    LV                      Pool               Type        Devices
    [fastpool_cpool]                           cache-pool  fastpool_pool_cdata(0)
    [fastpool_cpool_cdata]                     linear      /dev/sdf1(4)
    [fastpool_cpool_cmeta]                     linear      /dev/sdf1(2)
    [lvol0_pmspare]                            linear      /dev/sdf1(0)
    main                    [fastpoool_cpool]  cache       main_corig(0)
    [main_corig]                               linear      /dev/sdf1(O)

関連情報

  • man ページの lvcreate(8)
  • man ページの lvmcache(7)
  • man ページの lvconvert(8)