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68.10.3. 論理ボリュームの dm-cache キャッシュの有効化

この手順では、dm-cache メソッドを使用して、論理ボリュームで一般的に使用されるデータのキャッシュを有効にします。

前提条件

  • システムに、dm-cache を使用した高速化したい低速な論理ボリュームがある。
  • 低速な論理ボリュームを含むボリュームグループには、高速ブロックデバイスに未使用の物理ボリュームも含まれます。

手順

  1. 高速デバイスに cachevol ボリュームを作成します。

    # lvcreate --size cachevol-size --name fastvol vg /dev/fast-pv

    以下の値を置き換えます。

    cachevol-size
    5G などの cachevol ボリュームのサイズ
    fastvol
    cachevol ボリュームの名前
    vg
    ボリュームグループ名
    /dev/fast-pv
    高速ブロックデバイスへのパス (例: /dev/sdf1)
  2. cachevol ボリュームをメインの論理ボリュームに接続して、キャッシュを開始します。

    # lvconvert --type cache --cachevol fastvol vg/main-lv

    以下の値を置き換えます。

    fastvol
    cachevol ボリュームの名前
    vg
    ボリュームグループ名
    main-lv
    低速な論理ボリュームの名前

検証手順

  • 新たに作成されたデバイスを確認します。

    # lvs --all --options +devices vg
    
    LV              Pool           Type   Devices
    main-lv         [fastvol_cvol] cache  main-lv_corig(0)
    [fastvol_cvol]                 linear /dev/fast-pv
    [main-lv_corig]                linear /dev/slow-pv

関連情報

  • この手順と、管理例を含むその他の詳細は、man ページの lvmcache(7) を参照してください。