Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

4.6.4. パーティションまたはボリュームのカスタマイズ

特定の設定を行う場合は、パーティションまたはボリュームをカスタマイズできます。

重要

/usr または /var には重要なコンポーネントが含まれているため、このディレクトリーのパーティションをルートボリュームとは別の場所に設定すると、起動プロセスが非常に複雑になります。iSCSI ドライブや FCoE などの場所に配置してしまった場合には、システムが起動できなくなったり、電源オフや再起動の際に Device is busy のエラーでハングしたりする可能性があります。

これらの制限は /usr/var にのみ適用され、その下のディレクトリーには適用されません。たとえば、/var/www 向けの個別パーティションは問題なく機能します。

手順

  1. 左側のペインから、マウントポイントを選択します。

    図4.1 パーティションのカスタマイズ

    パーティションのカスタマイズ
  2. 右側のペインで、次のオプションをカスタマイズできます。

    1. マウントポイント フィールドに、ァイルシステムのマウントポイントを入力します。たとえば、ファイルシステムが root ファイルシステムの場合は / を入力します。/boot ファイルシステムの場合は /boot を入力します。swap ファイルシステムの場合は、ファイルシステムタイプを swap に設定すれば十分であるため、マウントポイントを設定しないでください。
    2. 割り当てる容量 フィールドに、ファイルシステムのサイズを入力します。単位には KiB や GiB が使用できます。単位を指定しない場合は、MiB がデフォルトになります。
    3. デバイスタイプ ドロップダウンメニューから、必要なデバイスタイプ (標準パーティションLVM、または LVM シンプロビジョニング) 選択します。

      警告

      インストールプログラムは、オーバープロビジョニングの LVM シンプールをサポートしていません。

      注記

      RAID は、パーティションの作成に 2 つ以上のディスクが選択されている場合にのみ使用できます。RAID を選択した場合は、RAID レベル も設定できます。同様に、LVM を選択した場合は、ボリュームグループ を選択できます。

    4. パーティションまたはボリュームを暗号化する場合は、暗号化 チェックボックスを選択します。後続のインストールプログラムで、パスワードを設定する必要があります。LUKS バージョン ドロップダウンメニューが表示されます。
    5. ドロップダウンメニューから、LUKS バージョンを選択します。
    6. ファイルシステム ドロップダウンメニューから、このパーティションまたはボリュームに適したファイルシステムタイプを選択します。

      注記

      Linux システムパーティションでは、VFAT ファイルシステムのサポートは利用できません。たとえば、//var/usr などです。

    7. 既存のパーティションをフォーマットする場合は 再フォーマット チェックボックスを選択します。データを保持するには、再フォーマット チェックボックスの選択を解除します。新たに作成したパーティションとボリュームは再フォーマットする必要があるため、チェックボックスの選択を解除することはできません。
    8. ラベル フィールドのパーティションにラベルを割り当てます。ラベルを使用すると、個別のパーティションの認識とアドレス指定が容易になります。
    9. 名前 フィールドに名前を入力します。

      注記

      標準パーティションの場合は作成時に自動的に名前が付けられるため、名前の変更はできません。たとえば、/boot の名前 sda1 を編集することはできません。

  3. 設定を更新 をクリックして変更を適用し、必要に応じてカスタマイズする別のパーティションを選択します。インストール概要 画面で インストールの開始 をクリックするまで、変更は適用されません。

    注記

    パーティションの変更を破棄して、最初からやり直すには、すべてリセット をクリックします。

  4. ファイルシステムとマウントポイントをすべて作成してカスタマイズしたら、完了 をクリックします。ファイルシステムの暗号化を選択すると、パスフレーズを作成するように求められます。

    変更の概要 ダイアログボックスが開き、インストールプログラムの全ストレージアクションの概要が表示されます。

  5. 変更を許可する をクリックして変更を適用し、インストール概要 画面に戻ります。