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5.5. syspurpose コマンドラインツールを使用したシステムの目的の設定

システムの目的は任意ですが、Red Hat Enterprise Linux インストールで推奨される機能です。システムの目的を使用して、Red Hat Enterprise Linux 8 システムの使用目的を記録し、エンタイトルメントサーバーがシステムに最も適したサブスクリプションを自動的に割り当てていることを確認します。syspurpose コマンドラインツールは python3_syspurpose.rpm パッケージに含まれます。インストールプロセスでシステムの目的を設定しなかった場合は、インストール後に syspurpose コマンドラインツールを使用して必要な属性を設定できます。

前提条件

  • Red Hat Enterprise Linux 8 システムをインストールして登録しているが、システムの目的が設定されていない。
  • root ユーザーとしてログインしている。
  • python3_syspurpose.rpm パッケージがシステムで利用できる。

    注記

    システムが登録されているものの、必要な目的を満たさないサブスクリプションをお持ちの場合は、subscription-manager remove --all コマンドを実行して、割り当てたサブスクリプションを削除できます。その後、syspurpose コマンドラインツールを使用して必要な目的属性を設定し、subscription-manager attach --auto を実行して、更新した属性でシステムを登録します。

    手順

    以下の手順を完了して、インストール後に、syspurpose コマンドラインツールでシステムの目的を設定します。選択した値は、エンタイトルメントサーバーが最適なサブスクリプションをシステムに割り当てるために使用されます。

    1. 端末で、次のコマンドを実行して、システムの目的のロールを設定します。

      # syspurpose set-role "VALUE"

      VALUE を、割り当てるロールに置き換えます。

      • Red Hat Enterprise Linux Server
      • Red Hat Enterprise Linux Workstation
      • Red Hat Enterprise Linux Compute Node

      以下に例を示します。

      # syspurpose set-role "Red Hat Enterprise Linux Server"
      1. 必要に応じて、次のコマンドを実行してロールの設定を解除します。

        # syspurpose unset-role
    2. 次のコマンドを実行して、希望するシステムのサービスレベルアグリーメント (SLA) を設定します。

      # syspurpose set-sla "VALUE"

      VALUE を、割り当てる SLA に置き換えます。

      • Premium
      • Standard
      • Self-Support

      以下に例を示します。

      # syspurpose set-sla "Standard"
      1. 必要に応じて、次のコマンドを実行して SLA の設定を解除します。

        # syspurpose unset-sla
    3. 次のコマンドを実行して、希望する使用方法をシステムに設定します。

      # syspurpose set-usage "VALUE"

      VALUE を、割り当てる使用方法に置き換えます。

      • Production
      • Disaster Recovery
      • Development/Test

      以下に例を示します。

      # syspurpose set-usage "Production"
      1. 必要に応じて、次のコマンドを実行して、使用方法の設定を解除します。

        # syspurpose unset-usage
    4. 次のコマンドを実行して、現在のシステム目的のプロパティーを表示します。

      # syspurpose show
      1. 必要に応じて、次のコマンドを実行して、man ページの syspurpose を表示します。

        # man syspurpose