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29.14. NFSv4 専用サーバーの設定

NFS サーバー管理者は、NFSv4 にのみ対応するように NFS サーバーを設定できます。これにより、システムで開いているポートの数と実行中のサービスの数が最小限に抑えられます。

29.14.1. NFSv4 専用サーバーの長所と短所

本セクションでは、NFSv4 のみをサポートするように NFS サーバーを設定する長所と短所を説明します。

デフォルトでは、NFS サーバーは Red Hat Enterprise Linux 8 の、NFSv3 および NFSv4 の接続に対応します。ただし、バージョン 4.0 以降の NFS のみに対応するように NFS を設定することもできます。NFSv4 では、rpcbind サービスがネットワークをリッスンする必要がないため、これにより、システムで開いているポートと実行中のサービスの数が最小限に抑えられます。

NFS サーバーが NFSv4 専用として設定されていると、NFSv3 を使用して共有をマウントしようとするクライアントは、次のようなエラーでマウントに失敗します。

Requested NFS version or transport protocol is not supported.

必要に応じて、RPCBINDMOUNT、および NSM のプロトコル呼び出しのリッスンを無効にすることもできます。これは NFSv4 専用の場合は不要です。

これらの追加オプションを無効にすると、次のような影響があります。

  • NFSv3 を使用してサーバーから共有をマウントしようとするクライアントが応答しなくなります。
  • NFS サーバー自体が、NFSv3 のファイルシステムをマウントできなくなります。