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31.3. /dev/disk/ にある udev メカニズムにより管理されるデバイス名

このセクションでは、udev サービスが /dev/disk/ ディレクトリーで提供する、さまざまな種類の永続的な命名属性を説明します。

udev メカニズムは、ストレージデバイスだけでなく、Linux のすべてのタイプのデバイスに使用されます。ストレージデバイスの場合、Red Hat Enterprise Linux には、/dev/disk/ ディレクトリーにシンボリックリンクを作成する udev ルールが含まれています。これにより、次の方法でストレージデバイスを参照できます。

  • ストレージデバイスのコンテンツ
  • 一意の ID
  • シリアル番号

udev の命名属性は永続的なものですが、システムを再起動しても自動的には変更されないため、設定可能なものもあります。

31.3.1. ファイルシステムの識別子

/dev/disk/by-uuid/ の UUID 属性

このディレクトリーのエントリーは、デバイスに格納されているコンテンツ (つまりデータ) 内の 一意の ID (UUID) によりストレージデバイスを参照するシンボリック名を提供します。以下に例を示します。

/dev/disk/by-uuid/3e6be9de-8139-11d1-9106-a43f08d823a6

次の構文を使用することで、UUID を使用して /etc/fstab ファイルのデバイスを参照できます。

UUID=3e6be9de-8139-11d1-9106-a43f08d823a6

ファイルシステムを作成する際に UUID 属性を設定できます。後で変更することもできます。

/dev/disk/by-label/ のラベル属性

このディレクトリーのエントリーは、デバイスに格納されているコンテンツ (つまりデータ) 内の ラベル により、ストレージデバイスを参照するシンボリック名を提供します。

以下に例を示します。

/dev/disk/by-label/Boot

次の構文を使用することで、ラベルを使用して /etc/fstab ファイルのデバイスを参照できます。

LABEL=Boot

ファイルシステムを作成するときにラベル属性を設定できます。また、後で変更することもできます。