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G.2.3. 一般的なパッケージ選択のオプション

%packages では、以下のオプションが使用できます。オプションを使用するには、パッケージ選択セクションの最初に追加します。以下に例を示します。

%packages --multilib --ignoremissing
--default
パッケージのデフォルトセットをインストールします。これは、対話式インストールの パッケージの選択 画面でその他を選択しない場合にインストールされるパッケージセットに対応するものです。
--excludedocs
パッケージに含まれているドキュメンテーションをインストールしません。ほとんどの場合、/usr/share/doc ディレクトリーにインストールされるファイルは除外されますが、個別に除外されるファイルは個別のパッケージによります。
--ignoremissing
インストールを停止してインストールの中断または続行を確認する代わりに、インストールソースにないパッケージ、グループ、モジュールストリーム、モジュールプロファイル、および環境を無視します。
--instLangs=
インストールする言語リストを指定します。これはパッケージグループレベルでの選択とは異なることに注意してください。このオプションでは、インストールするパッケージグループを記述するのではなく、RPM マクロを設定して、個別パッケージからインストールする翻訳ファイルを制御します。
--multilib

64 ビットのシステムに 32 ビットのパッケージをインストールできるように、multilib パッケージ用にインストールされたシステムを設定し、本セクションで説明しているようにパッケージをインストールします。

通常、AMD64 および Intel 64 のシステムでは、x86_64 パッケージおよび noarch パッケージのみをインストールできます。ただし、--multilib オプションを使用すると、32 ビット AMD および i686 Intel のシステムパッケージが存在する場合は自動的にインストールされます。

これは %packages セクションで明示的に指定されているパッケージにのみ適用されます。キックスタートファイルで指定されずに依存関係としてのみインストールされるパッケージは、他のアーキテクチャーで利用可能な場合でも、必要とされるアーキテクチャーのバージョンにのみインストールされます。

システムのインストール時に、Anaconda が multilib モードでパッケージをインストールするように設定できます。以下のいずれかのオプションを使用して multilib モードを有効にします。

  1. 以下の行でキックスタートファイルを設定します。

    %packages --multilib --default
    %end
  2. インストールイメージの起動時に、inst.multilib 起動オプションを追加します。
--nocore

@Core パッケージグループのインストールを無効にします。これを使用しない場合は、デフォルトでインストールされます。--nocore での @Core パッケージグループの無効化は、軽量コンテナーの作成にのみ使用してください。--nocore を指定してデスクトップやサーバーのシステムをインストールすると、システムが使用できなくなります。

備考
--excludeWeakdeps
弱い依存関係からのパッケージのインストールを無効にします。これは、Recommends フラグおよび Supplements フラグで選択したパッケージセットにリンクされたパッケージです。デフォルトでは、弱い依存関係がインストールされます。
--retries=
Yum がパッケージのダウンロードを試みる (再試行) 回数を設定します。デフォルト値は 10 です。このオプションはインストール時にのみ適用され、インストールされているシステムの Yum 設定には影響を及ぼしません。
--timeout=
Yum のタイムアウトを秒単位で設定します。デフォルト値は 30 です。このオプションはインストール時にのみ適用され、インストールされているシステムの Yum 設定には影響を及ぼしません。