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35.2.3. スワップ領域の追加

本セクションでは、インストール後にさらにスワップ領域を追加する方法を説明します。たとえば、システムの RAM 容量を 1 GB から 2 GB にアップグレードするときに、スワップ容量が 2 GB しかないとします。メモリーを大幅に消費する操作を実行している場合や、大量のメモリーを必要とするアプリケーションを実行する場合は、スワップ領域を 4 GB に増やすことが有益となる可能性があります。

この場合は、スワップパーティションを新規作成する、スワップファイル新規作成する、または既存の LVM2 論理ボリュームでスワップを拡張をする 3 つの方法が選択肢として考えられます。この中では、既存論理ボリュームを拡張することが推奨されます。

35.2.3.1. LVM2 論理ボリュームでのスワップ領域の拡張

この手順では、既存の LVM2 論理ボリュームでスワップ領域を拡張する方法を説明します。ここでは、/dev/VolGroup00/LogVol01 のボリュームを 2 GB 増やします。

前提条件

  • 十分なディスク領域

手順

  1. 関連付けられている論理ボリュームのスワップ機能を無効にします。

    # swapoff -v /dev/VolGroup00/LogVol01
  2. LVM2 論理ボリュームのサイズを 2 GB 増やします。

    # lvresize /dev/VolGroup00/LogVol01 -L +2G
  3. 新しいスワップ領域をフォーマットします。

    # mkswap /dev/VolGroup00/LogVol01
  4. 拡張論理ボリュームを有効にします。

    # swapon -v /dev/VolGroup00/LogVol01
  5. スワップの論理ボリュームの拡張に成功したかどうかをテストするには、アクティブなスワップ容量を調べます。

    $ cat /proc/swaps
    $ free -h