Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

54.3.2. リソースセットのリソースオプションのデフォルト値の変更(RHEL 8.3 以降)

Red Hat Enterprise Linux 8.3 では、pcs resource defaults set create コマンドを使用して、リソースのデフォルトのセットを複数作成 できるようになりました。これにより、リソース 式が含まれるルールを指定できます。このコマンドで指定するルールでは リソース 式(/、または 括弧を含む)のみを使用できます。

pcs resource defaults set create コマンドを使用すると、特定タイプのすべてのリソースにデフォルトのリソース値を設定できます。たとえば、停止に時間がかかるデータベースを実行している場合は、データベースタイプのすべてのリソースで resource-stickiness のデフォルト値を増やして、これらのリソースが他のノードよりも頻繁に他のノードに移動するのを防ぐことができます。

以下のコマンドは、タイプ pqsql のすべての リソースについて、resource-stickiness のデフォルト値を 100 に設定し ます

  • リソースのデフォルトセットの名前を指定する id オプションは必須ではありません。このオプションを設定すると、pcs が自動的に ID を生成します。この値を設定すると、さらに説明的な名前を指定できます。
  • この例では、::pgsql は、タイプ pgsql のプロバイダー、プロバイダーのリソースを意味します。

    • ocf:heartbeat:pgsql を指定すると、クラス ocf、プロバイダー heartbeat 、タイプ pgsql が指定されます。
    • ocf:pacemaker: を指定すると、あらゆるタイプのクラス ocf( プロバイダー pacemaker )のすべてのリソースを指定します。
# pcs resource defaults set create id=pgsql-stickiness meta resource-stickiness=100 rule resource ::pgsql

既存のセットのデフォルト値を変更する場合は、pcs resource defaults set update コマンドを使用します。