6.5. セキュリティーコンプライアンスのプロファイルの表示

RHEL 8 は、セキュリティーポリシーを扱う複数のプロファイルを提供します。スキャンまたは修復にそれらを使用することを決定する前に、その一覧を表示して oscap info サブコマンドで詳しい説明を確認できます。

前提条件

  • openscap-scanner パッケージおよび scap-security-guide パッケージがインストールされている。

手順

  1. SCAP Security Guide プロジェクトが提供するセキュリティーコンプライアンスプロファイルで利用可能なファイルをすべて表示します。

    $ ls /usr/share/xml/scap/ssg/content/
    ssg-firefox-cpe-dictionary.xml  ssg-rhel6-ocil.xml
    ssg-firefox-cpe-oval.xml        ssg-rhel6-oval.xml
    ...
    ssg-rhel6-ds-1.2.xml          ssg-rhel8-oval.xml
    ssg-rhel8-ds.xml              ssg-rhel8-xccdf.xml
    ...
  2. oscap info サブコマンドを使用して、選択したデータストリームに関する詳細情報を表示します。データストリームを含む XML ファイルは、名前に -ds 文字列で示されます。Profiles セクションでは、利用可能なプロファイルと、その ID の一覧を確認できます。

    $ oscap info /usr/share/xml/scap/ssg/content/ssg-rhel8-ds.xml
    ...
    Profiles:
      Title: PCI-DSS v3 Control Baseline for Red Hat Enterprise Linux 8
        Id: xccdf_org.ssgproject.content_profile_pci-dss
      Title: OSPP - Protection Profile for General Purpose Operating Systems
        Id: xccdf_org.ssgproject.content_profile_ospp
    ...
  3. データストリームファイルからプロファイルを選択し、選択したプロファイルに関する追加情報を表示します。そのためには、oscap info--profile オプションを指定した後に、直前のコマンドの出力で表示された ID の最後のセクションを指定します。たとえば、PCI-DSS プロファイルの ID は xccdf_org.ssgproject.content_profile_pci-dss で、--profile オプションの値は pci-dss です。

    $ oscap info --profile pci-dss /usr/share/xml/scap/ssg/content/ssg-rhel8-ds.xml
    ...
    Title: PCI-DSS v3.2.1 Control Baseline for Red Hat Enterprise Linux 8
    Id: xccdf_org.ssgproject.content_profile_pci-dss
    
    Description: Ensures PCI-DSS v3.2.1 security configuration settings are applied.
    ...

関連情報

  • man ページの scap-security-guide (8)