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7.3. 一方向および双方向の信頼

一方向の信頼関係では、Identity Management (IdM) は Active Directory (AD) を信頼しますが、AD は IdM を信頼しません。AD ユーザーは IdM ドメイン内のリソースにアクセスできますが、IdM のユーザーは AD ドメインのリソースにアクセスできません。IdM サーバーは、特別なアカウントを使用して AD に接続し、ID 情報を読み取り、それを LDAP 経由で IdM クライアントに配信します。

双方向の信頼では、IdM ユーザーは AD に対して認証でき、AD ユーザーは IdM に対して認証できます。一方向の信頼の場合と同様、AD ユーザーは IdM ドメイン内のリソースに対して認証およびアクセスできます。IdM ユーザーは認証できますが、AD のほとんどのリソースにアクセスすることはできません。IdM ユーザーは、アクセス制御チェックを必要としない、AD フォレスト内の Kerbers 対応サービスにのみアクセスできます。

AD リソースへのアクセスを許可できるようにするには、IdM は Global Catalog サービスを実装する必要があります。IdM サーバーの現在のバージョンにはこのサービスがありません。そのため、IdM と AD との間の双方向の信頼は、IdM と AD との間の一方向の信頼と機能的にほぼ同等です。