16.6. 起動オプションのデバッグ

このセクションでは、問題をデバッグする際に使用できるオプションを説明します。

inst.rescue
inst.rescue オプションを使用して、レスキュー環境を実行します。このオプションは、システムの診断と修正を行う場合に便利です。
inst.updates=

inst.updates= オプションを使用して、インストール時に適用する updates.img ファイルの場所を指定します。アップデートのソースは多数あります。

表16.7 inst.updates= ソースの更新

ソース説明

ネットワークからの更新

inst.updates= を使用してネットワーク上の場所を指定する最も簡単な方法は、updates.img を指定することです。インストールツリーを変更する必要はありません。この方法を使用するには、カーネルコマンドラインを編集して inst.updates を追加します。

inst.updates=http://some.website.com/path/to/updates.img.

ディスクイメージからの更新

フロッピードライブまたは USB キーに updates.img を保存できます。これは、ファイルシステムタイプが ext2updates.img でのみ可能です。イメージの内容をフロッピードライブに保存するには、フロッピーディスクを挿入し、次のコマンドを実行します。

dd if=updates.img of=/dev/fd0 bs=72k count=20USB キーまたはフラッシュメディアを使用するには、/dev/fd0 を、USB キーのデバイス名に置き換えます。

インストールツリーからの更新

CD、ハードドライブ、HTTP、または FTP のインストールを使用する場合は、すべてのインストールツリーが .img ファイルを検出できるように、インストールツリーに updates.img を保存できます。images/ ディレクトリーにファイルを保存します。このファイル名は、updates.img にする必要があります。

NFS インストールでは、images/ ディレクトリー、またはインストールツリーの RHupdates/ ディレクトリーにイメージを保存できます。

inst.loglevel=
inst.loglevel= オプションを使用して、端末に記録するログメッセージの最小レベルを指定します。これは端末ロギングに関する設定で、ログファイルには常に全レベルのメッセージが含まれます。このオプションに使用できる値は、下から、debuginfowarningerror、および critical になります。デフォルト値は infoとなるため、デフォルトでは、info から criticalまでのメッセージがログの端末に表示されます。
inst.syslog=
インストールが開始すると、inst.syslog= オプションは、指定されたホストの syslog プロセスにログメッセージを送信します。リモートの syslog プロセスでは、着信接続を受け入れるように設定する必要があります。
inst.virtiolog=
inst.virtiolog= オプションを使用して、ログ転送に使用する virtio ポート (/dev/virtio-ports/name の文字デバイス) を指定します。デフォルト値は org.fedoraproject.anaconda.log.0 です。このポートがある場合は使用されます。
inst.zram=
inst.zram= オプションは、インストール時に zRAM swap の使用を制御します。このオプションは、圧縮したブロックデバイスをシステム RAM に作成し、ハードドライブではなくスワップ領域に使用します。これにより、圧縮せずに、利用可能なメモリーよりも少ないメモリーでインストールプログラムが実行できるようになり、インストールが速くなります。デフォルトでは、zRAM 上のスワップは、搭載されている RAM が 2 GiB 以下のシステムで有効になり、2 GiB を超えるシステムでは無効になります。このオプションを使用するとこの動作を変更できます。RAM が 2 GiB を超えるシステムでは inst.zram=1 を使用してこの機能を有効にし、2 GiB 以下のメモリーのシステムでは inst.zram=0 を使用してこの機能を無効にします。
rd.live.ram
rd.live.ram オプションを指定すると、stage 2 イメージが RAM にコピーされます。NFS サーバー上に stage 2 イメージがある場合にこのオプションを使用すると、イメージで必要となる最小メモリーがおよそ 500 MiB 増えます。
inst.nokill
inst.nokill オプションはデバッグオプションで、致命的なエラーが発生した場合、またはインストールプロセスの終了時に、インストールプログラムが再起動しないようにします。inst.nokill オプションを使用して、再起動すると失われてしまうインストールログを取得します。
inst.noshell
インストール時に端末セッション 2 (tty2) のシェルが必要ない場合は、inst.noshell オプションを使用します。
inst.notmux
インストール時に tmux を使用しない場合には、inst.notmux オプションを使用します。この出力は、ターミナル制御文字なしで生成され、非対話用になります。
inst.remotelog=
inst.remotelog= オプションを指定することで、TCP 接続を使用してすべてのログをリモート host:port に送信することができます。リスナーがなく、インストールが通常通りに進まない場合は、接続が中断されます。

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