14.4. IBM Power システム用のネットワークサーバーの設定

この手順に従って、GRUB2 を使用して、IBM Power システム用のネットワーク起動サーバーを設定する方法を説明します。

重要

本セクションのすべての設定ファイルは例となります。設定の詳細は、アーキテクチャーや特定の要件によって異なります。

手順

  1. root で、次のパッケージをインストールします。

    # yum install tftp-server dhcp-server xinetd
  2. ファイアウォールで、tftp service サービスへの着信接続を許可します。

    # firewall-cmd --add-service=tftp
    注記
    • このコマンドは、次にサーバーを再起動するまで、一時的にアクセスを有効にします。永続的アクセスを有効にするには、コマンドに --permanent オプションを追加します。
    • ISO インストールファイルの場所によっては、HTTP などのサービスの着信接続を許可しないといけない場合があります。
  3. tftp のルートに、GRUB2 ネットワーク起動ディレクトリーを作成します。

    # grub2-mknetdir --net-directory=/var/lib/tftpboot
    Netboot directory for powerpc-ieee1275 created. Configure your DHCP server to point to /boot/grub2/powerpc-ieee1275/core.elf
    注記

    この手順で説明しているように、コマンドの出力は、DHCP 設定で構成する必要があるファイル名をユーザーに通知します。

    1. PXE サーバーを x86 マシンで実行している場合は、tftp root に GRUB2 ネットワーク起動ディレクトリーを作成する前に、grub2-ppc64-modules をインストールする必要があります。

      # yum install grub2-ppc64-modules
  4. 以下の例のように、GRUB2 設定ファイル (/var/lib/tftpboot/boot/grub2/grub.cfg) を作成します。

    set default=0
    set timeout=5
    
    echo -e "\nWelcome to the Red Hat Enterprise Linux 8 installer!\n\n"
    
    menuentry 'Red Hat Enterprise Linux 8' {
      linux grub2-ppc64/vmlinuz ro ip=dhcp inst.repo=http://10.32.5.1/RHEL-8.1/x86_64/iso-contents-root/
      initrd grub2-ppc64/initrd.img
    }
    注記
    • このランタイムイメージなしでは、インストールプログラムは起動できません。inst.stage2 起動オプションを使用して、イメージの場所を指定します。または、inst.repo= オプションを使用して、イメージおよびインストールソースを指定することも可能です。
    • inst.repo で使用したインストールソースの場所には、有効な treeinfo ファイルが含まれている必要があります。
    • インストールソースとして RHEL8 インストール DVD を選択すると、.treeinfo ファイルが BaseOS リポジトリーおよび AppStream リポジトリーを指定します。単一の inst.repo オプションを使用することで両方のリポジトリーを読み込むことができます。
  5. このコマンドを使用して Binary DVD ISO イメージをマウントします。

    # mount -t iso9660 /path_to_image/name_of_iso/ /mount_point -o loop,ro
  6. ディレクトリーを作成し、Binary DVD ISO イメージから initrd.img ファイルおよび vmlinuz ファイルをコピーします。以下に例を示します。

    # cp /mount_point/ppc/ppc64/{initrd.img,vmlinuz} /var/lib/tftpboot/grub2-ppc64/
  7. 以下の例のように、GRUB2 に同梱されているブートイメージを使用するように DHCP サーバーを設定します。

    subnet 192.168.0.1 netmask 255.255.255.0 {
      allow bootp;
      option routers 192.168.0.5;
      group { #BOOTP POWER clients
        filename "boot/grub2/powerpc-ieee1275/core.elf";
        host client1 {
        hardware ethernet 01:23:45:67:89:ab;
        fixed-address 192.168.0.112;
        }
      }
    }
  8. ネットワーク設定に合わせて、サンプルパラメーターの subnetnetmaskroutersfixed-address、および hardware ethernet を変更します。file name パラメーターは、この手順のステップで、grub2-mknetdir コマンドで出力したファイル名となります。
  9. dhcpd サービスを開始して有効にします。

    # systemctl start dhcpd
    # systemctl enable dhcpd
  10. tftp サービスを管理する xinetd サービスを開始して有効にします。

    # systemctl start xinetd
    # systemctl enable xinetd

    これにより、PXE 起動サーバーでは、PXE クライアントにサービスを提供する準備が整いました。クライアント (Red Hat Enterprise Linux のインストール先システム) を起動し、起動ソースを指定するように求められたら、PXE ブート を選択してネットワークインストールを開始できます。


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