16.9. 高度なインストール起動オプション

本セクションでは、高度なインストール起動オプションを説明します。

inst.kexec

inst.kexec オプションを使用すると、インストールプログラムでのインストールの最後に再起動を実行する代わりに、kexec システムコールを使用できます。inst.kexec オプションは、新しいシステムを即座に読み込み、BIOS またはファームウェアが通常実行するハードウェアの初期化を回避します。

重要

このオプションは非推奨になっており、テクノロジープレビューとしてのみ利用できます。テクノロジープレビュー機能に対する Red Hat のサポート範囲の詳細は、「テクノロジプレビュー機能のサポート範囲」を参照してください。

kexec の使用時には、(完全なシステム再起動では通常クリアされる) デバイスレジスタにデータが残ります。デバイスドライバーによってはこれが問題になる可能性もあります。

inst.multilib

inst.multilib 起動オプションを使用して、multilib パッケージ用にシステムを設定します。つまり、64 ビットの AMD64 または Intel 64 に、32 ビットのパッケージをインストールできるようにします。通常、AMD64 または Intel 64 システムでは、このアーキテクチャー専用となるパッケージ (x86_64 の印が付いている) と、全アーキテクチャー用のパッケージ (noarch の印が付いている) がインストールされます。inst.multilib 起動オプションを使用すると、32 ビットの AMD または Intel システム用のパッケージ (i686 の印が付いている) が自動的にインストールされます。

これは、%packages セクションで直接指定されているパッケージにのみ適用されます。パッケージが依存関係としてインストールされている場合は、正確に指定した依存関係のみがインストールされます。たとえば、glibc パッケージに依存する bash パッケージをインストールする場合は、bash パッケージは複数のバリアントにインストールされますが、glibc は、bash パッケージで必要なバリアントにのみインストールされます。

selinux=0

デフォルトでは、selinux=0 起動オプションを設定すると、SELinux がインストールプログラム中は Permissive モード、インストール済みシステムでは Enforcing モードで動作します。selinux=0 起動オプションは、インストールプログラムおよびインストール済みシステムで SELinux を無効にします。

注記

selinux=0inst.selinux=0 のオプションは同じではありません。selinux=0 起動オプションは、インストールプログラムおよびインストール済みシステムで SELinux を無効にします。inst.selinux=0 オプションは、インストールプログラムでのみ SELinux を無効にします。SELinux は、デフォルトではインストールプログラムで Permissive モードで動作するため、SELinux を無効にしてもあまり影響はありません。

inst.nonibftiscsiboot
inst.nonibftiscsiboot 起動オプションを指定して、iSCSI Boot Firmware Table (iBFT) に設定されていない iSCSI デバイスにブートローダーを配置します。

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