第16章 IPMI を使用してサーバーの電源をオン
IPMI (Intelligent Platform Management Interface) は、OPAL ファームウェアに接続する際に使用するデフォルトコンソールです。
IPMI のデフォルト値を使用します。
-
デフォルトユーザー -
ADMIN
-
デフォルトパスワード -
admin
注記
システムの電源を入れると、Petitboot インターフェイスが読み込まれます。10 秒以内にキーを押して起動プロセスを中断しないと、Petitboot が最初のオプションを自動的に起動します。Linux を実行している PC またはノートブックの電源を入れるには、次の手順を実行します。
- お使いの PC またはノートブックの端末プログラムを開きます。
サーバーの電源を入れるには、次のコマンドを実行します。
ipmitool -I lanplus -H server_ip_address -U ipmi_user -P ipmi_password chassis power on
server_ip_ipaddress は、Power システムの IP アドレスで、ipmi_password は、IPMI に設定しているパスワードです。
注記システムの電源がすでに入っている場合は、IPMI コンソールのアクティベートを続行します。
このコマンドを実行して IPMI コンソールをアクティベートします。
ipmitool -I lanplus -H server_ip_address -U ipmi_user -P ipmi_password sol activate
注記
キーボードの上矢印を使用して、前に実行した ipmitool
コマンドを表示します。前に実行したコマンドを編集すれば、コマンド全体を再入力しなくてすみます。システムの電源をオフするか、再起動する必要がある場合は、次のコマンドを実行して、コンソールを無効にします。
ipmitool -I lanplus -H server_ip_address -U user-name -P ipmi_password sol deactivate
システムを再起動するには、以下のコマンドを実行します。
ipmitool -I lanplus -H server_ip_address -U user-name -P ipmi_password chassis power reset