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2.9. make install コマンドを使用したシステムに任意のアーティファクトを配置する

make install コマンドを使用することで、ビルドしたソフトウェアをシステムに自動的にインストールできます。この場合、開発者が作成する Makefile 内のシステムにおいて、任意アーティファクトをシステムにインストールする方法を指定する必要があります。

この手順では、システム上の任意の場所にビルドアーティクトをインストールする方法を説明します。

手順

  1. Makefileインストールセクションを追加します。

    makefile

    cello:
    	gcc -g -o cello cello.c
    
    clean:
    	rm cello
    
    install:
    	mkdir -p $(DESTDIR)/usr/bin
    	install -m 0755 cello $(DESTDIR)/usr/bin/cello

    cello:clean:、および install: の行は、行頭にタブスペースを追加する必要があります。

    注記

    $(DESTDIR) 変数は GNU make の組み込みで、一般的には、root ディレクトリーとは異なるディレクトリーへのインストールを指定するために使用されます。

    これで、Makefile を使用してソフトウェアを構築するだけでなく、ターゲットシステムへのインストールも可能になります。

  2. cello.c プログラムを構築してインストールします。

    $ make
    gcc -g -o cello cello.c
    
    $ sudo make install
    install -m 0755 cello /usr/bin/cello

    これにより、cello 変数に記載されているディレクトリーに cello が置かれます。

  3. 完全パスを指定せずに、任意のディレクトリーから cello を実行します。

    $ cd ~
    
    $ cello
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