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5.3.4. glibc でのファイルトリガーの使用例

このセクションでは、glibc パッケージ内でのファイルトリガーの使用の実際の例を示しています。

RHEL 8 では、インストールまたはアンインストールトランザクションの最後に ldconfig コマンドを呼び出すために、ファイルトリガーglibc に実装されています。

これは、glibc SPEC ファイルに以下のスクリプトレットを含めることで実現されました。

%transfiletriggerin common -P 2000000 – /lib /usr/lib /lib64 /usr/lib64
/sbin/ldconfig
%end
%transfiletriggerpostun common -P 2000000 – /lib /usr/lib /lib64 /usr/lib64
/sbin/ldconfig
%end

そのため、複数のパッケージのインストールまたはアンインストールを行うと、トランザクション全体が終了してから、インストールしたすべてのライブラリーに対して ldconfig キャッシュが更新されます。そのため、個別のパッケージの RPM SPEC ファイルに ldconfig を呼び出すスクリプトレットを含める必要はありません。これにより、RHEL 7 に比べてパフォーマンスが改善され、各パッケージに対してキャッシュが別途更新されるようになりました。