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3.20.2. cello バイナリー RPM の確認

バイナリー RPM をチェックする場合、rpmlint は以下の項目をチェックします。

  • ドキュメント
  • man ページ
  • ファイルシステム階層規格の一貫した使用

例3.7 pello のバイナリー RPM での rpmlint コマンドの実行の出力

$ rpmlint ~/rpmbuild/RPMS/noarch/pello-0.1.2-1.el8.noarch.rpm
pello.noarch: W: invalid-url URL: https://www.example.com/pello HTTP Error 404: Not Found
pello.noarch: W: only-non-binary-in-usr-lib
pello.noarch: W: no-documentation
pello.noarch: E: non-executable-script /usr/lib/pello/pello.py 0644L /usr/bin/env
pello.noarch: W: no-manual-page-for-binary pello
1 packages and 0 specfiles checked; 1 errors, 4 warnings.

no-documentation および no-manual-page-for-binary の警告では、RPM にドキュメントや man ページがないことが表示されます。これは指定しないため当然です。

only-non-binary-in-usr-lib 警告では、/usr/lib/ にバイナリーでないアーティクトのみを提供していることが表示されます。このディレクトリーは通常、バイナリーファイルである共有オブジェクトファイル用に予約されています。したがって、rpmlint は、/usr/lib/ ディレクトリー内の少なくとも 1 つ以上のファイルがバイナリーであることを想定します。

これは、ファイルシステム階層規格への準拠についての rpmlint チェック例です。通常、ファイルを正しく配置するには RPM マクロを使用します。この例では、この警告は無視しても問題はありません。

non-executable-script エラーは、/usr/lib/pello/pello.py ファイルに実行権限がないことを警告します。ファイルにシバンが含まれているため、rpmlint ツールは、ファイルが実行ファイルであること想定します。この例では、このファイルは実行権限なしのままにし、このエラーを無視します。

上記の警告およびエラーとは別に、RPM は rpmlint チェックに合格しています。