Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

14.2. tuned で仮想マシンのパフォーマンスの最適化

tuned ユーティリティーは、CPU 集中型タスクや、ストレージネットワークスループットの応答などの特定のワークロードの特性に対して RHEL を調整するプロファイル配信メカニズムです。これにより、特定のユースケースで、パフォーマンスを強化し、電力消費を減らすように事前設定されたチューニングプロファイルを多数利用できます。これらのプロファイルを編集するか、または新規プロファイルを作成して、仮想化環境に適したパフォーマンスソリューション (仮想化環境を含む) を作成できます。

Red Hat は、RHEL 8 で仮想化を使用する場合は、次のプロファイルの使用を推奨します。

  • RHEL 8 仮想マシンの場合は、virtual-guest プロファイルを使用します。これは、一般的に適用された throughput-performance プロファイルをベースにしていますが、仮想メモリーのスワップは減少します。
  • RHEL 8 仮想ホストの場合は、virtual-host プロファイルを使用します。これにより、ダーティーメモリーページのより集中的なライトバックが有効になり、ホストのパフォーマンスを活用できます。

手順

特定の tuned プロファイルを有効にするには、以下を実行します。

  1. 利用可能な tuned プロファイルを一覧表示します。

    # tuned-adm list
    
    Available profiles:
    - balanced             - General non-specialized tuned profile
    - desktop              - Optimize for the desktop use-case
    [...]
    - virtual-guest        - Optimize for running inside a virtual guest
    - virtual-host         - Optimize for running KVM guests
    Current active profile: balanced
  2. (必要に応じて) 新しい tuned プロファイルを作成するか、既存の tuned プロファイルを編集します。

    詳細は「tuned プロファイルのカスタマイズ」を参照してください。

  3. tuned プロファイルをアクティベートします。

    # tuned-adm profile selected-profile
    • 仮想化ホストを最適化するには、virtual-host プロファイルを使用します。

      # tuned-adm profile virtual-host
    • RHEL ゲストオペレーティングシステムで、virtual-guest プロファイルを使用します。

      # tuned-adm profile virtual-guest

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