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31.7. アクセラレート RFS

Accelerated RFSは、RFS(Receive Flow Steering)をハードウェアで支援することで、RFSの速度を向上させます。RFS と同様に、パケットはパケットを使用するアプリケーションの場所に基づいて転送されます。

ただし、従来の RFS とは異なり、パケットはスレッドに対してローカルである CPU に直接送信されます。

  • アプリケーションを実行している CPU のどちらか
  • または、キャッシュ階層のその CPU に対する CPU のローカルな CPU

RFS は、以下の条件が満たされている場合にのみ利用できます。

  • NIC はアクセラレート RFS をサポートしている必要があります。ndo_rx_flow_steer() net_device 関数をエクスポートするカードでは、 アクセラレート RFS に対応しています。NIC のデータシートをチェックして、この機能がサポートされるかどうかを確認します。
  • ntuple フィルタリングを有効にする必要があります。これらのフィルターを有効にする方法については、「ntupleフィルターを有効にする」を参照してください。

これらの条件が満たされると、従来の RFS 設定に基づいて、キューマッピングへの CPU が自動的に消費されます。つまり、キューマッピングへの CPU は各受信キューに対してドライバーによって設定された IRQ 機関に基づいて重複排除されます。従来のRFSを有効にする方法については、「レシーブ・フロー・ステアリングを有効にする」をご覧ください。

31.7.1. ntuple フィルターの有効化

ntupleのフィルタリングを有効にする必要があります。 ntupleフィルターを有効にするには、ethtool -kコマンドを使用します。

手順

  1. ntuple フィルターの現在の状態を表示します。

    # ethtool -k enp1s0 | grep ntuple-filters
    
    ntuple-filters: off
  2. ntuple フィルターを有効にします。

    # ethtool -k enp1s0 ntuple on
注記

出力が ntuple-filters: off [fixed] の場合、ntuple フィルタリングが無効になり、設定できません。

# ethtool -k enp1s0 | grep ntuple-filters
ntuple-filters: off [fixed]

検証手順

  • ntuple フィルターが有効になっているかどうかを確認します。

    # ethtool -k enp1s0 | grep ntuple-filters
    ntuple-filters: on

関連情報

  • ethtool(8)man ページ