第21章 Web コンソールを使用したシン論理ボリュームの設定
シンプロビジョニングされた論理ボリュームを使用すると、論理ボリュームに実際に含まれる領域より多くのスペースを指定されたアプリケーションまたはサーバーに割り当てることができます。
詳細については、シンプロビジョニングされたスナップショットボリュームの作成 を参照してください。
以下のセクションでは、次のことを説明します。
前提条件
RHEL 8 Web コンソールがインストールされている。
詳細は Web コンソールのインストール を参照してください。
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cockpit-storaged
パッケージがシステムにインストールされている。 - ボリュームグループを作成する物理ドライブ、またはその他の種類のストレージデバイス。
21.1. Web コンソールでシン論理ボリュームにプールを作成
プロビジョニングされたボリューム用のプールを作成します。
前提条件
手順
- RHEL 8 Web コンソールにログインします。
- ストレージ をクリックします。
- シンボリュームを作成するボリュームグループをクリックします。
- 新規論理ボリュームの作成 をクリックします。
- 名前 フィールドに、シンボリュームの新しいプールの名前 (スペースなし) を入力します。
- 目的 ドロップダウンメニューで、シンプロビジョニングされたボリューム用プール を選択します。この設定により、シンボリュームを作成できます。
シンボリュームのプールのサイズを定義します。以下を検討してください。
- このプールで必要なシンボリュームの数
- 各シンボリュームの予想サイズ
領域をすべて使用する必要はありません。必要な場合は、後でプールを大きくできます。
Create をクリックします。
シンボリューム用のプールが作成され、シンボリュームを作成できます。