17.5. Stratis ファイルシステムの削除

既存の Stratis ファイルシステム、または Stratis プールを削除して、そこに含まれるデータを破棄できます。

17.5.1. Stratis ボリュームの構成要素

外部的には、Stratis は、コマンドラインインターフェースおよび API に次のボリュームコンポーネントを表示します。

blockdev
ディスクやディスクパーティションなどのブロックデバイス。
pool

1 つ以上のブロックデバイスで構成されています。

プールの合計サイズは固定で、ブロックデバイスのサイズと同じです。

プールには、dm-cache ターゲットを使用した不揮発性データキャッシュなど、ほとんどの Stratis レイヤーが含まれています。

Stratis は、各プールの /stratis/my-pool/ ディレクトリーを作成します。このディレクトリーには、プール内の Stratis ファイルシステムを表すデバイスへのリンクが含まれています。

filesystem

各プールには、ファイルを格納する 1 つ以上のファイルシステムを含めることができます。

ファイルシステムはシンプロビジョニングされており、合計サイズは固定されていません。ファイルシステムの実際のサイズは、そこに格納されているデータとともに大きくなります。データのサイズがファイルシステムの仮想サイズに近づくと、Stratis はシンボリュームとファイルシステムを自動的に拡張します。

ファイルシステムは XFS でフォーマットされています。

重要

Stratis は、Stratis を使用して作成したファイルシステムに関する情報を追跡し、XFS はそれを認識しません。また、XFS を使用して変更を行っても、自動的に Stratisに更新を作成しません。ユーザーは、Stratis が管理する XFS ファイルシステムを再フォーマットまたは再構成しないでください。

Stratis は、パスが /stratis/my-pool/my-fs のファイルシステムへのリンクを作成します。

注記

Stratis は、dmsetup リストと /proc/partitions ファイルに表示される多くの Device Mapper デバイスを使用します。同様に、lsblk コマンドの出力は、Stratis の内部の仕組みとレイヤーを反映します。

17.5.2. Stratis ファイルシステムの削除

この手順では、既存の Stratis ファイルシステムを削除します。そこに保存されているデータは失われます。

前提条件

手順

  1. ファイルシステムをアンマウントします。

    # umount /stratis/my-pool/my-fs
  2. ファイルシステムを破棄します。

    # stratis filesystem destroy my-pool my-fs
  3. ファイルシステムがもう存在しないことを確認します。

    # stratis filesystem list my-pool

関連情報

  • man ページの stratis(8)

17.5.3. Stratis プールの削除

この手順では、既存の Stratis プールを削除します。そこに保存されているデータは失われます。

前提条件

手順

  1. プールにあるファイルシステムの一覧を表示します。

    # stratis filesystem list my-pool
  2. プール上のすべてのファイルシステムをアンマウントします。

    # umount /stratis/my-pool/my-fs-1 \
             /stratis/my-pool/my-fs-2 \
             /stratis/my-pool/my-fs-n
  3. ファイルシステムを破棄します。

    # stratis filesystem destroy my-pool my-fs-1 my-fs-2
  4. プールを破棄します。

    # stratis pool destroy my-pool
  5. プールがなくなったことを確認します。

    # stratis pool list

関連情報

  • man ページの stratis(8)

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