Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

17.8. RAID の再設定

次のセクションでは、既存の RAID を変更する方法を説明します。これを行うには、以下のいずれかの方法を選択します。

  • RAID 属性の変更 (RAID 再成形 とも呼ばれています)
  • RAID レベルの変換 (RAID テイクオーバー とも呼ばれています)

17.8.1. RAID の再成形

本章では、RAID を再成形する方法を説明します。RAID のサイズを変更する方法のいずれかを選択できます。

  • RAID の拡大 (拡張)。
  • RAID を縮小。

17.8.1.1. RAID のサイズ変更 (拡張)。

この手順では、RAID を拡大する方法を説明します。拡大する RAID が /dev/md0 であるとします。

前提条件

  • 十分なディスク領域
  • parted パッケージがインストールされている。

手順

  1. RAID パーティションを拡張します。これを行うには、「パーティションのサイズ変更」の指示に従ってください。
  2. パーティションの最大容量まで RAID を拡張するには、次のコマンドを使用します。

    # mdadm --grow --size=max /dev/md0

    特定のサイズを指定するには、(例: --size=524228) で --size パラメーター (kB) を書き込む必要があります。

  3. ファイルシステムのサイズを拡大します。詳細は、「ファイルシステムの管理」を参照してください。

17.8.1.2. RAID のサイズ変更 (縮小)

この手順では、RAID を縮小する方法を説明します。512 MB に縮小する RAID が /dev/md0 であるとします。

前提条件

  • parted パッケージがインストールされている。

手順

  1. ファイルシステムを縮小します。これを行うには、「ファイルシステムの管理」を参照してください。

    重要

    XFS ファイルシステムは縮小に対応していません。

  2. RAID のサイズを 512 MB に減らすには、次のコマンドを使用します。

    # mdadm --grow --size=524228 /dev/md0

    --size パラメーターを kB で書き込んでいなければならないことに注意してください。

  3. パーティションのサイズを、必要なサイズまで縮小します。これを行うには、「パーティションのサイズ変更」を行ってください。