Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

3.8. パーティションタイプ

パーティションタイプを管理する方法は複数あります。

  • fdisk ユーティリティーは、16 進数コードを指定することで、あらゆる種類のパーティションタイプに対応します。
  • systemd-gpt-auto-generator はユニットジェネレーターユーティリティーで、パーティションタイプを使用してデバイスを自動的に識別し、マウントします。
  • parted ユーティリティーは、フラグ を使用してパーティションタイプをマップします。parted ユーティリティーは、LVM、swap、RAID など、特定のパーティションタイプのみを処理します。

    parted ユーティリティーは、次のフラグの設定をサポートしています。

    • boot
    • root
    • swap
    • hidden
    • raid
    • lvm
    • lba
    • legacy_boot
    • irst
    • esp
    • palo

parted ユーティリティーは、パーティションを作成するときにオプションでファイルシステムタイプ引数を受け付けます。parted でのパーティションの作成 で、

必要な条件の一覧を参照してください。値を使用して以下を行います。

  • MBR にパーティションフラグを設定します。
  • GPT にパーティションの UUID タイプを設定します。たとえば、ファイルシステムタイプの swapfat、または hfs には、異なる GUID が設定されます。デフォルト値は Linux Data GUID です。

この引数では、パーティションのファイルシステムは変更されません。サポート対象フラグと GUID のみ区別します。

次のファイルシステムのタイプがサポートされています。

  • xfs
  • ext2
  • ext3
  • ext4
  • fat16
  • fat32
  • hfs
  • hfs+
  • linux-swap
  • ntfs
  • reiserfs
注記

RHEL 8 で対応しているローカルファイルシステムは、ext4 および xfs のみです。