3.4. NVDIMM アクセスモード

NVDIMM 名前空間で、以下のいずれかのモードを使用するように設定できます。

sector

ストレージを高速ブロックデバイスとして示します。このモードは、NVDIMM ストレージを使用するように変更されていない従来のアプリケーションや、デバイスマッパーを含む完全な I/O スタックを利用するアプリケーションに役に立ちます。

セクター デバイスは、システム上のその他のブロックデバイスと同じ方法で使用できます。そこではパーティションやファイルシステムを作成し、ソフトウェア RAID セットの一部として作成したり、dm-cache のキャッシュデバイスとして使用できます

このモードのデバイスは、/dev/pmemNs で利用できます。名前空間の作成後に一覧表示される blockdev 値を参照してください。

devdax またはデバイスダイレクトアクセス (DAX)

「Storage Networking Industry Association (SNIA) 非揮発性メモリー (NVM) プログラミングモデル仕様」で説明されているように、NVDIMM デバイスがダイレクトアクセスプログラミングに対応します。このモードでは、I/O はカーネルのストレージスタックを回避します。したがって、デバイスマッパードライバーは使用できません。

デバイス DAX は、DAX キャラクターデバイスノードを使用して NVDIMM ストレージへの raw アクセスを提供します。CPU キャッシュのフラッシュ命令とフェンシング命令を使用して、devdax デバイスのデータを作成できます。特定のデータベースおよび仮想マシンのハイパーバイザーは、このモードの利点を得られます。devdax デバイスにファイルシステムを作成することはできません。

このモードのデバイスは、/dev/daxN.M で利用できます。名前空間の作成後に一覧表示される chardev 値を参照してください。

fsdax またはファイルシステムダイレクトアクセス (DAX)

「Storage Networking Industry Association (SNIA) 非揮発性メモリー (NVM) プログラミングモデル仕様」で説明されているように、NVDIMM デバイスがダイレクトアクセスプログラミングに対応します。このモードでは、I/O はカーネルのストレージスタックを回避するため、多くのデバイスマッパードライバーが使用できなくなります。

ファイルシステム DAX デバイスにファイルシステムを作成できます。

このモードのデバイスは、/dev/pmemN で利用できます。名前空間の作成後に一覧表示される blockdev 値を参照してください。

重要

ファイルシステムの DAX テクノロジーはテクノロジープレビューとしてのみ提供されるため、Red Hat では対応していません。

raw

DAX に対応していないメモリーディスクを示します。このモードでは、名前空間にいくつかの制限があるため、使用すべきではありません。

このモードのデバイスは、/dev/pmemN で利用できます。名前空間の作成後に一覧表示される blockdev 値を参照してください。