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9.3. iSCSI バックストア

iSCSI バックストアは、エクスポートした LUN のデータをローカルマシンに保存するさまざまな方法に対応します。ストレージオブジェクトを作成して、バックストアが使用するリソースを定義します。

管理者は、LIO (Linux-IO) が対応する以下のバックストアデバイスのいずれかを選択できます。

fileio バックストア
ローカルファイルシステム上の通常のファイルをディスクイメージとして使用する場合は、fileio ストレージオブジェクトを作成します。fileio バックストアの作成については、Creating a fileio storage object を参照してください。
block バックストア
ローカルのブロックデバイスおよび論理デバイスを使用している場合には、ブロック ストレージオブジェクトを作成します。block バックストアの作成については、Creating a block storage object を参照してください。
pscsi バックストア
ストレージオブジェクトが SCSI コマンドの直接パススルーに対応している場合は、pscsi ストレージオブジェクトを作成します。pscsi バックストアの作成については、Creating a pscsi storage object を参照してください。
ramdisk バックストア
一時的な RAM 対応デバイスを作成する場合は、ramdisk ストレージオブジェクトを作成します。ramdisk バックストアの作成については、Creating a Memory Copy RAM disk storage object を参照してください。

関連情報

  • man ページの targetcli(8)