1.3. GFS2 ファイルシステムのクラスター化ソリューション

Red Hat Global File System 2 (GFS2) ファイルシステムは、64 ビットの対称クラスターファイルシステムで、共有名前空間を提供し、一般的なブロックデバイスを共有する複数のノード間の一貫性を管理します。GFS2 ファイルシステムは、ローカルファイルシステムに可能な限り近い機能セットを提供すると同時に、ノード間でクラスターの完全な整合性を強制することを目的としています。これを実現するため、ノードはファイルシステムリソースにクラスター全体のロックスキームを使用します。このロックスキームは、TCP/IP などの通信プロトコルを使用して、ロック情報を交換します。

場合によっては、Linux ファイルシステム API では、GFS2 のクラスター化された性質を完全に透過的にすることができません。たとえば、GFS2 で POSIX ロックを使用しているプログラムは、GETLK の使用を回避する必要があります。なぜなら、クラスター環境では、プロセス ID が、クラスター内の別のノードに対するものである可能性があるためです。ただし、ほとんどの場合、GFS2 ファイルシステムの機能は、ローカルファイルシステムのものと同じです。

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Resilient Storage Add-On は GFS2 を提供します。GFS2 が必要とするクラスター管理の提供は RHEL High Availability Add-On により提供されます。

gfs2.ko カーネルモジュールは GFS2 ファイルシステムを実装し、GFS2 クラスターノードに読み込まれます。

GFS2 環境を最大限に利用するためにも、基礎となる設計に起因するパフォーマンス事情を考慮することが重要です。GFS2 では、ローカルファイルシステムと同様、ページキャッシュで、頻繁に使用されるデータのローカルキャッシングを行ってパフォーマンスを向上します。クラスターのノード間で一貫性を維持するために、glock ステートマシンでキャッシュ制御が提供されます。

GFS2 ファイルシステムの詳細は、「GFS2 ファイルシステムの設定」を参照してください。


このページには機械翻訳が使用されている場合があります (詳細はこちら)。