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14.4. スワップの LVM2 論理ボリュームの作成

この手順では、スワップ用に LVM2 論理ボリュームを作成する方法を説明します。ここでは、追加するスワップボリュームを /dev/VolGroup00/LogVol02 とします。

前提条件

  • 十分なディスク領域がある。

手順

  1. サイズが 2 GB の LVM2 論理ボリュームを作成します。

    # lvcreate VolGroup00 -n LogVol02 -L 2G
  2. 新しいスワップ領域をフォーマットします。

    # mkswap /dev/VolGroup00/LogVol02
  3. 次のエントリーを /etc/fstab ファイルに追加します。

    /dev/VolGroup00/LogVol02 none swap defaults 0 0
  4. システムが新しい設定を登録するように、マウントユニットを再生成します。

    # systemctl daemon-reload
  5. 論理ボリュームでスワップをアクティブにします。

    # swapon -v /dev/VolGroup00/LogVol02

検証

  • スワップ論理ボリュームが正常に作成され、アクティブになったかをテストするには、次のコマンドを使用して、アクティブなスワップ領域を調べます。

    $ cat /proc/swaps
    $ free -h