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第20章 ストレージデバイスの削除

実行中のシステムからストレージデバイスを安全に削除できるので、システムメモリーのオーバーロードやデータ損失を防ぐことができます。

注記

I/O フラッシュ中にシステムメモリーの読み込みが増加するため、ストレージデバイスを削除する前に、システムのメモリーが十分にあることを確認する必要があります。vmstat 1 100 コマンドを使用して、システムの現在のメモリー負荷を表示します。free コマンドを使用して、システムの空きメモリーを表示することもできます。Red Hat では、以下のシステムでのストレージデバイスの削除は推奨していません。

  • 空きメモリーが合計メモリーの 5 % 未満 (サンプル 100 件の内 10 件以上)。
  • スワップが有効になっている (vmstat コマンドの出力で siso のコラムが 0 以外の値)。

20.1. ストレージデバイスの安全な削除

実行中のシステムからストレージデバイスを安全に削除するには、アプリケーションまたはファイルシステムである上位層から開始して、物理デバイスである下位層に向けて削除を進めます。

ストレージデバイスは複数の方法で使用でき、物理デバイスの上層に別の仮想設定を指定できます。たとえば、仮想デバイスをマルチパスデバイスとして設定するか、RAID の一部にするか、LVM グループの一部としてできます。または、ファイルシステムを介してデバイスにアクセスするか、(「 raw」デバイスとして) デバイスに直接アクセスできます。

上位層から下の層に向けて作業を進める場合に、削除するデバイスが使用されていないこと、保留中のすべての I/O がフラッシュされていること、オペレーティングシステムがストレージデバイスを参照していないことを確認する必要があります。