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第14章 NVMe デバイスでマルチパスの有効化

ファイバーチャンネル(FC)などのファブリックトランスポートを使用して、システムに接続されている NVMe デバイスをマルチパス化できます。複数のマルチパスソリューションを選択できます。

14.1. ネイティブの NVMe マルチパスおよび DM Multipath

NVMe デバイスは、ネイティブのマルチパス機能に対応します。NVMe でマルチパスを設定する場合は、標準の DM Multipath フレームワークとネイティブの NVMe マルチパス設定のいずれかを選択できます。

DM Multipath とネイティブの NVMe マルチパスは、NVMe デバイスの Asymmetric Namespace Access(ANA)マルチパススキームをサポートします。ANA は、ターゲットとイニシエーター間の最適化されたパスを特定し、パフォーマンスを改善します。

ネイティブの NVMe マルチパスが有効になっていると、すべての NVMe デバイスにグローバルに適用されます。パフォーマンスが向上しますが、DM Multipath が提供する機能がすべて含まれているわけではありません。たとえば、ネイティブの NVMe マルチパスは、フェイルオーバー および ラウンドロビン パスの選択方法のみをサポートします。

Red Hat は、RHEL 8 の DM Multipath を、デフォルトのマルチパスソリューションとして使用することを推奨します。