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第21章 early kdump を使用した起動時間クラッシュの取得

kdump サービスの early kdump メカニズムを使用して、ブートプロセスの初期段階で vmcore ファイルをキャプチャーします。次の情報と手順を使用すると、early kdump メカニズム、early kdump の設定、ステータスの確認を理解できます。

21.1. early kdump の概要

kdump サービスが起動していないと、起動段階でカーネルがクラッシュし、クラッシュしたカーネルメモリーの内容を取得して保存できません。そのため、トラブルシューティングの重要な情報は失われます。

この問題を対処するために、RHEL 8 では、early kdump 機能が kdump サービスの一部として導入されました。