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第13章 カーネルロギングの使用

ログファイルは、システム (カーネル、サービス、および実行中のアプリケーションなど) に関するメッセージが含まれるファイルです。Red Hat Enterprise Linux におけるロギングシステムは、組み込みの syslog プロトコルに基づいています。さまざまなユーティリティーがこのシステムを使用してイベントを記録し、ログファイルにまとめます。このファイルは、オペレーティングシステムの監査や問題のトラブルシューティングに役に立ちます。

13.1. カーネルリングバッファーとは

コンソールは、システムの起動プロセス時に、システム起動の初期段階に関する重要な情報を多数提供します。先に出力されたメッセージが失われないように、カーネルではリングバッファーと呼ばれるものが使用されています。このバッファーは、カーネルコード内の printk() 関数により生成されるブートメッセージなど、すべてのメッセージを格納します。次に、カーネルリングバッファーからのメッセージは、syslog サービスなどの永続ストレージのログファイルに読み込まれ、保存されます。

上記のバッファーは、固定サイズの循環データ構造であり、カーネルにハードコーディングされています。ユーザーは、dmesg コマンドまたは /var/log/boot.log ファイル介して、カーネルリングバッファーに保存されているデータを表示できます。リングバッファーが満杯になると、新しいデータにより古いデータが上書きされます。

関連情報

  • syslog(2) および dmesg(1) の man ページ