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Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

27.2. リソース配分モデルの概要

リソース管理では、systemd は cgroups v2 インターフェイスを使用します。

RHEL 8 はデフォルトで cgroups v1 を使用することに注意してください。したがって、cgroups v2 を有効にして、systemd がリソース管理に cgroups v2 インターフェイスを使用できるようにする必要があります。cgroups v2 を有効にする方法は、cgroups-v2 を使用したアプリケーションへの CPU 制限の設定 を参照してください。

システムリソースの配分を変更するには、以下のリソース配分モデルの 1 つまたは複数を適用できます。

加重

全サブグループの重みを合計し、各サブグループに、合計に対する重み比率に応じたリソースを配分します。

たとえば、cgroups が 10 個あり、各 cgroups の値が 100 の場合には、合計は 1000 で、cgroup ごとにリソースの 10 分の 1 を受け取ります。

重みは通常、ステートレスリソースの配分に使用されます。CPUWeight= オプションは、このリソース配分モデルの実装です。

制限

cgroup は、設定したリソースの量だけ使用できますが、リソースをオーバーコミットすることもできます。そのため、サブグループ制限の合計は、親 cgroup の制限を超える可能性があります。

MemoryMax= オプションは、このリソース配分モデルの実装です。

保護

cgroup に、保護するリソース量を設定できます。リソースの使用状況が保護されるリソース量を下回る場合には、カーネルは、同じリソースを取得しようしている他の cgroup が優先されるように、この cgroup にペナルティーを課します。オーバーコミットも可能です。

MemoryLow= オプションは、このリソース配分モデルの実装です。

割り当て
リソースに上限がある場合に、絶対量を特別に割り当てます。オーバーコミットはできません。Linux でこのリソースのタイプとして、リアルタイムの予算などが例として挙げられます。