Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

5.4. システム起動時の SMB 共有の自動マウント

マウントされた SMB 共有へのアクセスがサーバー上で恒久的に必要とされる場合は、システムの起動時に共有を自動的にマウントします。

前提条件

  • cifs-utils パッケージがインストールされている。

手順

  1. 共有のエントリーを /etc/fstab ファイルに追加します。以下に例を示します。

    //<server_name>/<share_name>  /mnt  cifs  credentials=/root/smb.cred  0 0
    重要

    システムが自動的に共有をマウントできるようにするには、ユーザー名、パスワード、およびドメイン名を認証情報ファイルに保存する必要があります。詳細は、SMB 共有に対して認証するための認証情報ファイルの作成 を参照してください。

    /etc/fstab の行の 4 つ目のフィールドで、認証情報ファイルへのパスなど、マウントオプションを指定します。詳細は、mount.cifs(8) の man ページおよび 頻繁に使用されるマウントオプションOPTIONS セクションを参照してください。

検証

  • マウントポイントを指定して共有をマウントします。

    # mount /mnt/