14.8. ファイルシステムの永続的なマウント

システム管理者は、ファイルシステムを永続的にマウントして、非リムーバブルストレージを構成できます。

14.8.1. /etc/fstab ファイル

本セクションでは、ファイルシステムの永続的なマウントポイントを制御する /etc/fstab 設定ファイルを説明します。ファイルシステムを永続的にマウントするには、/etc/fstab を使用することが推奨されます。

/etc/fstab ファイルの各行は、ファイルシステムのマウントポイントを定義します。空白で区切られた 6 つのフィールドが含まれています。

  1. /dev ディレクトリーの永続的な属性またはパスで識別されるブロックデバイス。
  2. デバイスがマウントされるディレクトリー。
  3. デバイス上のファイルシステム。
  4. ファイルシステムのマウントオプション。defaults オプションは、システムの起動時に、パーティションがデフォルトのオプションでマウントされることを意味します。本セクションでは、x-systemd.option 形式の systemd マウントユニットオプションも取り上げます。
  5. dump ユーティリティーのオプションのバックアップを作成します。
  6. fsck ユーティリティーの順序を確認します。

例14.9 /etc/fstab/boot ファイルシステム

ブロックデバイスマウントポイントファイルシステムオプションバックアップチェック

UUID=ea74bbec-536d-490c-b8d9-5b40bbd7545b

/boot

xfs

defaults

0

0

systemd サービスは、/etc/fstab のエントリーからマウントユニットを自動的に生成します。

関連情報

  • man ページの fstab(5)
  • man ページの systemd.mount(5)fstab セクション

14.8.2. /etc/fstab へのファイルシステムの追加

この手順では、/etc/fstab 設定ファイルでファイルシステムの永続マウントポイントを設定する方法を説明します。

手順

  1. ファイルシステムの UUID 属性を調べます。

    $ lsblk --fs storage-device

    以下に例を示します。

    例14.10 パーティションの UUID の表示

    $ lsblk --fs /dev/sda1
    
    NAME FSTYPE LABEL UUID                                 MOUNTPOINT
    sda1 xfs    Boot  ea74bbec-536d-490c-b8d9-5b40bbd7545b /boot
  2. このマウントポイントのディレクトリーがない場合は、作成します。

    # mkdir --parents mount-point
  3. root で /etc/fstab ファイルを編集し、ファイルシステムに行を追加します (UUID で識別されます)。

    以下に例を示します。

    例14.11 /etc/fstab の /boot マウントポイント

    UUID=ea74bbec-536d-490c-b8d9-5b40bbd7545b /boot xfs defaults 0 0
  4. システムが新しい設定を登録するように、マウントユニットを再生成します。

    # systemctl daemon-reload
  5. ファイルシステムをマウントして、設定が機能することを確認します。

    # mount mount-point

関連情報

14.8.3. RHEL システムロールを使用したファイルシステムの永続的なマウント

本セクションでは、storage ロールを使用して、ファイルシステムを永続的にマウントする方法を説明します。

前提条件

  • storage ロールを使用する Ansible Playbook がある。

    このような Playbook を適用する方法は、「ロールの適用」を参照してください。

14.8.3.1. ファイルシステムを永続的にマウントする Ansible Playbook の例

本セクションでは、Ansible Playbook の例を紹介します。この Playbook は、ストレージ ロールをすぐに適用して、XFS ファイルシステムを永続的にマウントします。

---
- hosts: all
  vars:
    storage_volumes:
      - name: barefs
        type: disk
        disks:
          - sdb
        fs_type: xfs
        mount_point: /mnt/data
  roles:
    - rhel-system-roles.storage
注記

この Playbook でストレージロールを適用すると、ファイルシステムが /etc/fstab ファイルに追加され、すぐにファイルシステムをマウントします。ファイルシステムが /dev/sdb ディスクデバイスに存在しない場合は作成されます。マウントポイントのディレクトリーが存在しない場合は作成されます。

14.8.3.2. 関連情報


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