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第13章 IdM クライアントのインストールに関するトラブルシューティング

次のセクションでは、失敗した IdM クライアントのインストールについての情報を収集する方法を説明します。また、一般的なインストールの問題を解決する方法を説明します。

13.1. IdM クライアントのインストールエラーの確認

Identity Management(IdM)クライアントをインストールすると、デバッグ情報が /var/log/ipaclient-install.log に追加されます。クライアントのインストールに失敗した場合、インストーラーは障害をログに記録し、変更をロールバックしてホストに変更を加えます。インストールが失敗する理由は、インストーラーがロールバック手順も記録するため、ログファイルの末尾には存在しない可能性があります。

失敗した IdM クライアントのインストールをトラブルシューティングするには、/ var/log/ipaclient-install.log ファイルの ScriptError とラベルが付いた行を確認し、この情報を使用して、対応する問題を解決します。

前提条件

  • IdM ログファイルの内容を表示するには、root 権限が必要です。

手順

  1. grep ユーティリティーを使用して、/var/log/ipaserver-install.log ファイルから キーワード ScriptError を取得します。

    [user@server ~]$ sudo grep ScriptError /var/log/ipaclient-install.log
    [sudo] password for user:
    2020-05-28T18:24:50Z DEBUG The ipa-client-install command failed, exception: ScriptError: One of password / principal / keytab is required.
  2. ログファイルを対話的に確認するには、less ユーティリティーを使用してログファイルの末尾を開き、 および キーを使用して移動します。

    [user@server ~]$ sudo less -N +G /var/log/ipaclient-install.log

関連情報

  • 失敗した IdM クライアントのインストールを解決できず、Red Hat テクニカルサポートサブスクリプションがある場合は、Red Hat カスタマーポータル でテクニカルサポートケースを作成し、クライアントの sosreport を提供します。
  • sosreport ユーティリティーは、設定の詳細、ログ、およびシステム情報を RHEL システムから収集します。sosreport ユーティリティーの詳細は、「Red Hat Enterprise Linux 上での sosreport の役割と取得方法」を参照してください。