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29.8.7. 信頼エージェントの作成

信頼エージェントは、AD ドメインコントローラーに対して ID ルックアップを実行できる IdM サーバーです。

たとえば、Active Directory と信頼できる IdM サーバーのレプリカを作成する場合は、そのレプリカを信頼エージェントとして設定できます。レプリカには、AD 信頼エージェントロールが自動的にインストールされていません。

前提条件

  • IdM は、Active Directory 信頼でインストールされます。
  • sssd-tools パッケージがインストールされている。

手順

  1. 既存の信頼コントローラーで、ipa-adtrust-install --add-agents コマンドを実行します。

    [root@existing_trust_controller]# ipa-adtrust-install --add-agents

    このコマンドは、対話型設定セッションを開始し、エージェントの設定に必要な情報の入力を求めます。

  2. 信頼エージェントで IdM サービスを再起動します。

    [root@new_trust_agent]# ipactl restart
  3. 信頼エージェントの SSSD キャッシュからすべてのエントリーを削除します。

    [root@new_trust_agent]# sssctl cache-remove
  4. レプリカに AD 信頼エージェントロールがインストールされていることを確認します。

    [root@existing_trust_controller]# ipa server-show new_replica.idm.example.com
    ...
    Enabled server roles: CA server, NTP server, AD trust agent

関連情報

  • --add-agents オプションの詳細は、man ページの ipa-adtrust-install(1) を参照してください。
  • 信頼エージェントの詳細は、『Planning Identity Management』の「Trust controllers and trust agents」を参照してください。