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第18章 IdM レプリカのインストール

次のセクションでは、Identity Management (IdM) レプリカをインストールする方法を説明します。レプリカのインストールプロセスでは、既存のサーバーの設定をコピーし、その設定を基にしてレプリカをインストールします。

前提条件

注記

一度に IdM レプリカをインストールします。同時に複数のレプリカをインストールすることはサポートされません。

手順

各タイプのレプリカのインストール手順は、以下を参照してください。

レプリカのインストール手順をトラブルシューティングするには、以下を参照してください。

インストール後は、以下を参照してください。

18.1. 統合 DNS および CA を使用した IdM レプリカのインストール

この手順では、Identity Management (IdM) レプリカのインストールを説明します。

  • 統合 DNS あるサーバー
  • 認証局 (CA) あり

これは、たとえば、統合 CA で IdM サーバーをインストールした後に、耐障害性のために CA サービスを複製します。

重要

CA のあるレプリカを設定する場合は、レプリカの CA 設定がサーバーの CA 設定を反映する必要があります。

たとえば、サーバーに統合された IdM CA がルート CA として含まれている場合は、新しいレプリカも統合 CA をルート CA としてインストールする必要があります。この場合、他の CA 設定は使用できません。

ipa-replica-install コマンドに --setup-ca オプションを含めると、初期サーバーの CA 設定がコピーされます。

前提条件

手順

  1. 以下のオプションを使用して、ipa-replica-install を実行します。

    • レプリカを DNS サーバーとして設定する--setup-dns
    • --forwarder - フォワーダーを指定します。フォワーダーを使用しない場合は --no-forwarder を指定します。フェイルオーバーのために複数のフォワーダーを指定するには、--forwarder を複数回使用します。
    • レプリカに CA を含める--setup-ca

      たとえば、IdM サーバーが管理していないすべての DNS 要求を、IP アドレス 192.0.2.1 で実行している DNS サーバーに転送する統合 DNS サーバーおよび CA にレプリカをセットアップするには、次のコマンドを実行します。

      # ipa-replica-install --setup-dns --forwarder 192.0.2.1 --setup-ca
      注記

      ipa-replica-install ユーティリティーは、--no-reverse--no-host-dns などの DNS 設定に関する複数のオプションを受け入れます。詳細は、man ページの ipa-replica-install(1) を参照してください。

  2. インストールスクリプトが完了したら、親ドメインから IdM DNS ドメインに DNS 委譲を追加します。たとえば、IdM DNS ドメインが ipa.example.com の場合は、ネームサーバー (NS) レコードを親ドメイン example.com に追加します。

    重要

    IdM DNS サーバーをインストールするたびに、この手順を繰り返します。