1.7. レスキュー環境からの sos レポートの生成

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) ホストが適切に起動しない場合は、sos レポートを収集するために、ホストを起動して レスキュー環境 を作成してください。

レスキュー環境を使用すると、/mnt/sysimage にターゲットシステムをマウントし、そのコンテンツにアクセスして、sosreport コマンドを実行できます。

前提条件

  • ホストがベアメタルサーバーの場合は、マシンへの物理アクセスが必要である。
  • ホストが仮想マシンの場合は、ハイパーバイザーにある仮想マシンの設定へのアクセス権が必要である。
  • RHEL インストールを行うための ISO イメージファイル、インストール DVD、netboot CD、PXE (Preboot Execution Environment) 設定などの RHEL インストールソース。

手順

  1. インストールソースからホストを起動します。
  2. インストールメディアのブートメニューで、トラブルシューティング を選択します。

    トラブルシューティングオプションが選択された RHEL Anaconda Installer 画面のスクリーンショット
  3. トラブルシューティング メニューで Red Hat Enterprise Linux システムのレスキュー オプションを選択します。

    Rescue オプションが選択されたトラブルシューティング画面のスクリーンショット
  4. レスキューメニューで 1 を選択し、Enter キーを押して続行し、/mnt/sysimage ディレクトリーにシステムをマウントします。

    続行して、/mnt/sysimage にターゲットホストをマウントするかを確認するレスキュー画面のスクリーンショット
  5. プロンプトが表示されたら、Enter キーを押してシェルを取得します。

    Enter キーを押してレスキューシェルプロンプトが表示されたレスキュー画面のスクリーンショット
  6. chroot コマンドを使用して、root ディレクトリーに見せかけたディレクトリーを /mnt/sysimage ディレクトリーのレスキューセションに変更します。

    chroot コマンドを使用して、root ディレクトリーに見せかけたディレクトリーを /mnt/sysimage に変更した後の Rescue セッションのスクリーンショット
  7. sosreport を実行し、画面の指示に従います。バージョン 3.9 以降の sos パッケージでは、--upload オプションを追加して、sos レポートの生成直後に Red Hat に転送できます。

    Enter キーを押して sosreport の実行を継続するように求めらる sosreport ユーティリティーのスクリーンショット
  8. (オプション) Red Hat でテクニカルサポートケースをすでに起票している場合には、ケース番号を入力して sos レポートファイルの名前に追加します。--upload を指定しており、ホストがインターネットに接続されている場合は対象のケースにアップロードされます。ケース番号がない場合は、このフィールドを空白にしておきます。ケース番号の入力は任意であるため、sosreport ユーティリティーの動作には影響はありません。

    Red Hat テクニカルサポートのケース番号を求める (オプション) sosreport ユーティリティーのスクリーンショット
  9. コンソール出力の末尾に表示されている sos レポートファイルの名前を書き留めておきます。

    作成されたアーカイブの場所を報告する sosreport ユーティリティーのスクリーンショット
  10. ホストがインターネットに接続されていない場合は、scp などのファイル転送ユーティリティーを使用して、ネットワーク上の別のホストに sos レポートを転送して Red Hat テクニカルサポートケースにアップロードします。

検証手順

  • sosreport ユーティリティーが、/var/tmp/ ディレクトリーにアーカイブを作成したことを確認します。

    /var/tmp/ ディレクトリーの一覧を表示したファイルの結果を表示する端末画面のスクリーンショット

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